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10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「安易な責任のない意見」に、振り回されるな! 〜イチローの言葉に学ぶ~


今日は少し疲れ気味だったこともあり、久々に仕事の手を止めて、雑誌の『Number』をひとりじっくりと読んでいました。

 

特集のテーマは「イチローを見よ。」。
ツイートもしましたが、下手なビジネス本を読むよりも、何倍も勉強になります。僕は社会人になったばかりの頃、一時期『Number』の文章をひたすら写して、文章を書く練習をしていたのですが、やっぱり雑誌としての質が、相変わらず高い。これで590円。こんなコスパの高い雑誌は他に知りません…。

 

さて、今日の本題です。

 

昨年5月に「会長付特別補佐」という役職に就き、チームには帯同していたものの、試合には一切出られなくなったイチロー。
日本でこのニュースが流れたとき、「=引退」という見方が広まり、間もなく行われる東京ドームでのマリナーズの開幕戦が、イチローの“花道”だということが、既定路線のように語られました。

 

ただ、この『Number』を読むと、イチローはまだ本気でひとりの選手として戦おうとしていて、オープン戦の打率の低さを“限界”と報じられることも多い中で、新打法にもチャレンジしていて、「この18年間で飛距離が一番伸びているのは間違いないです」と言えるほどに、手応えを感じていたりもする。

 

45歳でメジャーリーグの試合に出場した選手は、戦後でたったの4人。イチローは5人目になれるかどうかの瀬戸際で、今戦っています。
そんな厳しい状況の中で「会長付特別補佐」になり、昨年はほとんど試合に出ていない。当然、日本での開幕戦後も生き残っていく挑戦に対しては、否定的な声が多いのは事実です。そんな声に対して、イチローはこんなふうに答えています。

 

『誰もが難しいと思うことを、難しいと判断することさえも本当は難しい。だって、誰もそれをやってないんだから。だからこその判断をというか、安易な責任のない意見、そういうものを裏切りたいと思っています』

 

そう、判断することさえも難しいことを、「安易な責任のない意見」で否定してくる人は、一般社会でも多い。僕の話で言うと、ニッポン手仕事図鑑を立ち上げたとき、難しいと判断することさえも難しいはずなのに、「無理でしょ…」「正直、難しいだろうね…」という声が聞こえてきました。でも、4年経った今も、楽しく仕事をさせてもらっていて、新しいチャンスも今まで以上にいただけるようになった。

 

「安易な責任のない意見」に、振り回されるな!
今後なにかに挑戦しようとしているビジネスマンの皆さんとは、本当にこのイチローの言葉を共有したい。むしろ、「安易な責任のない意見」が出てくる挑戦ができることを、チャンスだと思ったほうがいい! と。万が一結果が出なくても、誰もやっていないことだから、その挑戦そのものが、自分の財産にもなるわけですから。

 

イチローの特集記事には、こんな文章もありました。
『できっこないよと決めつける人たちは今も多いはずだ。だが、そうした外野の声に惑わされることなく、自分を信じてきたからこそイチローの「Crazy」な現在がある』

 

「Crazy」な結果を出して、「Crazy」な挑戦を楽しめる人は、「できっこないよ!」と決めつける声に惑わされない。昨日よりも明日と、少しでも自分を信じることができたら、「Crazy」とまでは言えなくても、「Exciting」と言える今が、訪れるかもしれません。


Sports Graphic Number「イチローを見よ。」
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