自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

あなたが成長できない「ふたつの理由」

スポーツ選手であれば、筋肉やフォームについての勉強をすること。
料理人であれば、食材や調味料についての勉強をすること。
カメラマンであれば、機材や構図についての勉強をすること。

 

でも、「勉強」だけでは、上手くならない。

 

“実際に”何度もフォームを試したり、“実際に”何度も料理をつくってみたり、“実際に”何度もシャッターを切ることで、少しずつ上手くなる。勉強だけではダメで、「練習」を積み重ねたその先に、評価をされるようになり、結果を出せるようにもなるわけです。

 

でも、一般的なビジネスマンの多くは、「勉強」はしても「練習」をしない人がとても多い。それで結果を出せるのは…「一部の天才だけです」と書きたいところですが、それも違う。練習を積み重ねることができる人だけが、天才と呼ばれるようになるのです。 

 

今、練習をしていますか?
本番は、練習ではありません。たとえば、企画書を書くにしても、実際にクライアントや上司に見せる企画書は、本番(=試合)です。企画書が上手な人は、誰の目にも届かない企画書を何度も何度も書いている。観客のいない中でバットを振り、お客さんが食べることのない料理をつくり、鑑賞者がいない写真を撮る。それこそが、練習だからです。

 

練習はとても大事なことです。
そして、もうひとつ大事なのは、コーチの存在。

 

全盛期のイチローにもコーチがいたように、コーチと呼べる存在は大きいものです。
間違った練習をしていないか? 無理なトレーニングをしていないか? 客観的に見て、成長しているか? ライバルに勝てる力をつけられているか? コーチの存在はただ技術を教えるだけでなく、客観的な視点を持つためにも大事なことです。もちろん、精神的な支えにもなってくれる。

 

勉強はしているけど、練習はしていない。
コーチ(=客観的な視点)を持っていない。

 

もし、「自分は、なかなか成長できない…。成長が止まっている…」と感じているなら、このふたつが理由かもしれません。
成長をするために、勉強だけでなく、練習もする。コーチ(=客観的な視点)を持つ。どちらも不可欠なものなのです。
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