自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

大多数への「影響力」よりも、目の前のひとりへの「説得力」を

「影響力」。

 

2018年、そんなキーワードを耳にする機会が、多くはなかったでしょうか。
インフルエンサーと呼ばれるような人だけでなく、ごくごく普通の個人でも、「影響力が大事だ!」と語る人が増えてきました。だから、自分のプロフィールをどう伝えるかという議論が増え、自分の考えを、“強めの表現”で発信する人も増えました。広い意味でのフォロワー数を意識する人が増えたのも、きっと「影響力を持とう!」という風潮が高まったからかもしれません。

 

先に書いておくと、僕も「個人が影響力を持つこと」には、賛成です。
僕自身、残念ながらまだまだ影響力はありませんが、それでも1~2年前の自分と比べたら、影響力は高まりました。その結果、仕事の幅は広がり、出会う人の質が上がり、自分の考えに耳を傾けてもらえる機会が増えました。とてもありがたいことです。

 

今日書いておきたいのは、「その前に、説得力に目を向けよう!」ということです。

 

SNS上で影響力があると言われている人でも、周囲の人への説得力に欠けている…という人は、意外に少なくありません。そう、ストレートに書くと、「メッキの影響力」を持っている人が少なくない。もっと書くと、「メッキでもいいから、影響力(らしきもの)を持てればいい」と考えている人さえもいる。

 

影響力とは、自分が解決したい社会の課題を解決したり、自分が叶えたい夢、応援したい誰かの背中を押すために役立つツールのひとつです。そのための影響力はとても大事であるのは言うまでもないのですが、僕が思うのは、世の中の大多数に目を向ける前に、まずはごく身近な人にいる、目の前のひとりに「共感してもらい、自分の考えや行動を説得させる力があるか?」と問いかけることが大事だということ。そのための「地力」や「実績」、ひとりの人間として魅力的な「思想」を持つことを、まずは考えてみようということです。そう、メッキの影響力を持っていたって、なんの意味もない。

 

大事なのは、フォロワー数よりも、目の前のひとりに対して、説得力を持てるかなのです。影響力を語るのは、それからです。
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