自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

“次の行動につながる”背中の見せ方こそが、リーダーの背中の見せ方である


本を出版しました!

羽田空港に向かうリムジンバスに乗ったとき、いつも思い出す出来事があります(以前もこのブログで、書いたことがありますが…)。

 

3年前の、ある日のこと。
羽田空港行きのバスに乗り込んだとき、PASMOの残高もなく、財布の中に1万円札しか入っていなかったので、運転手さんに「1万円札でいいですか?」と聞いたところ、「ここでは両替ができないので、どこかで崩して次のバスに乗っていただくか、終点までこのバスに乗っていただき、バスを降りたあと、どこかで崩して戻ってきていただくしかないです…」と言われました。

 

次のバスだと飛行機に間に合わないし、終点まで行ってしまうと、お客さんを待たせてしまうことになる…。
「どうしようかなぁ…」と困っていたら、横からスッと、小銭を差し出す手が出てきました。「これぞ、まさにバックパッカー!」という風貌のお兄さんが「これ、使って。返さなくていいから」と、お金を手渡してくれたのです。

 

僕が「いやいや、それは申し訳ないので…大丈夫です! ありがとうございます!」と言うと、お兄さんは「こういうときは、お互いさま」と、小銭をギュッと握らせてくれました。お兄さんが降りるときに改めてお礼を言うと、お兄さんはニコッと笑い、手を振りながら、颯爽と空港へ向かって歩いていきました。僕よりも歳下でしたが、その姿は本当にかっこよかった。

 

僕はそのときに、誓ったことがあります。
もしいつか、同じように困った人を見かけたら、あの日のお兄さんのように、躊躇せずに困った人にお金を渡そうと。それだけが僕がお兄さんにできる唯一の恩返しですし、“いいことの連鎖”、“助け合いの連鎖”は、周囲のみんなが気持ちよくなる。

 

このお兄さんの背中の見せ方こそが、リーダーの背中の見せ方。

 

口で「困っている人がいたら、助けましょう」「お金が両替できず、バスに乗れない人がいたら、小銭を貸してあげましょう」と誰かに言ったところで、万が一そういうシーンに遭遇しても、人はなかなか行動ができないものです。でも僕は、お兄さんのおかげで、躊躇なく行動に移せると、今、断言できる。そう、“次の行動につながる”背中の見せ方こそが、リーダーの背中の見せ方なのです。

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