自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

素直になれない自分の、殻を破る方法

この1~2週間の間に、ふたりの人から立て続けに、こんな“告白”をされました。

 

「大牧さんに、認めてもらいたいんです」
「大牧さんに、嫉妬していました」

 

先に書いておくと、決して僕がすごいとか、みんなの憧れの存在であるとか、そういう自慢話を書きたいのではなく…。誤解なきよう、このあとの文章をお読みいただけると幸いです。

 

僕はこの告白をしてもらえたことを、本当に嬉しく思っています。
なぜなら、ふたりに告白される前から、ふたりが心の中に抱えていた感情に気づいていましたし、その感情が邪魔をして、成長の妨げになっていることがわかっていたからです。そう、吸収力も、行動力も、判断力も、共感力も落ちてしまっていた…。

 

「認めてもらいたい」という本音をさらけ出し、素直に伝える。
「嫉妬していました」という本音をさらけ出し、素直に伝える。

 

これは僕から指摘をしたり、半強制的に「本音をさらけ出せ!」と促しても、何も変わらない。もちろん、僕から歩み寄ることも大事ではあるのですが、それでもやはり、本人が自分の心と向き合い、葛藤して、殻を破れるかどうかでしかないのです。だからこそ、殻を破ったふたりの今後の活躍に、素直に期待をしたい。

 

素直になれない=成長できない。
もし今、ふたりのような感情が心の中に渦巻いていたら、ぜひ本人を前にして、素直に本音をさらけ出してみてほしいのです。そこからすべてがはじまるし、その一歩がとてつもなく大きく、素直になれなかった今までの自分の殻を、破ってくれますから。