自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「嬉しい」を想像して、その先にある「驚く」を想像する

以前、某サービス業の企業の経営者さんから、こんなアドバイスをいただいたことがあります。

 

「ホスピタリティを学ぶために必要なのは、想像力。たとえば、ごくごく普通のレストランに行ったとする。そのときにまず、お店がこれをやってきたら、“嬉しい”を想像してみる。そして次に、その先にある、これをお店がやってきたら“驚く”を想像する。いきなり「驚く」を考えるのは難しいけど、まず「嬉しい」を考えて、その次に「驚く」を考えてみることは、意外とできたりする。そういうトレーニングを続けることで、ホスピタリティ力は高められるものだよ。そう、いつも行く場所でも、学べることはあるんだよね」

 

よく、高級レストランやホテル、旅館等のホスピタリティの高い場所に行く機会があれば、「学べることがあるのに…」と嘆いている人はいます。確かに、そのような場所に行けば、学べることが多いので、投資してでも行く価値はある。でも、多くの人がそこまでお金に余裕があるわけではないので、そんなに頻繁には行けない…。

 

では、学ぶことは難しいのか?
以前、こんな記事を書きました。


この記事で書いたように、伊勢丹のカリスマバイヤーだった藤巻さんだって、お金をかけずに地道に勉強をしてきたわけです。そう、「まだまだやれることはある!」。やれる勉強と努力はどんどんやって、ホスピタリティを高めていきましょう。サービス業でなくても、ホスピタリティは大事です。