自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

だから僕は、「くず」になりたい


本を出版しました!

静岡県掛川市での撮影を終えて、今、軽い熱中症にかかりながら思っているのは、僕は「くず」になりたいということ。ちなみに「くず」は、「葛」と書きます。

 

葛はマメ科クズ属の多年草で、日本では古くから「秋の七草」として親しまれていますが、その驚異的な繁殖力で、“グリーンモンスター”と呼ばれていたりもします…。今日も高速道路の中央分離帯に葛が生い茂っているのを見ましたが、何でも国土交通省も手を焼いているとか…。

 

そんな憎まれっ子的な存在の葛ですが、煮て、発酵させて、糸にして、織れば、古くから静岡県掛川市の伝統工芸であり、日本三大古布のひとつである「葛布(くずふ・かっぷ)」になります。葛布は暖簾や壁紙、襖紙、カバンや小物などの使われていますが、その光沢は本当に美しく、しかも100年経ったものは飴色の美しい色味に変わっていく。歳を重ねるごとに、味わい深くなる布なのです。

f:id:igooke:20180723153656j:plain

f:id:igooke:20180724100246j:plain

f:id:igooke:20180724152245j:plain

そして、葛は葛布だけでなく、葛きりや水まんじゅうにすれば、今日のような暑い日にぴったりの、清涼感たっぷりの和菓子にもなります。(「兎月堂」さんの葛きりの梅味は絶品です!)

f:id:igooke:20180724112640j:plain

f:id:igooke:20180724113641j:plain

さらには、僕個人の唯一の常備薬であり、皆さんもよくご存知の漢方薬「葛根湯」にもなる。

 

ちょっと面倒くさくて、人を困らせるところはあるけど、生命力があり、本気を出せば、時代を超えて愛される布になり、思わず頬を緩ませてくれる和菓子にもなり、ピンチのときに漢方薬にもなる。そう、すごいヤツなのです。

 

そういう葛みたいな味わい深い人間に、僕はなりたいと思った掛川撮影ツアーでした。秋には葛布の映像が公開されますので、乞うご期待!

———————————————————
お仕事の相談や個人的な相談、

ブログで書いてほしいことなど、
随時募集しております!
プロフィールページ」はこちらから。
———————————————————