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明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「花が咲かないときは、根を伸ばせ」は、スーパースターこそ、意識している

「花が咲かないときは、根を伸ばせ」
ある記事で読んだのですが、サッカーの中村俊輔選手は、この言葉が好きだそうです。調べてみると、表現は少し違いますが、シドニーオリンピックの女子マラソンの金メダリスト 高橋尚子さんも「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」という言葉を座右の銘にしているとか。

 

ふたりに共通しているのは、結果が出ないとき、結果ばかりに意識が行き、イライラしたり落ち込んでも、何もいいことはないと考えていること。そして、焦ってやり方を変えたり、環境を変えたりするのではなく、結果が出ないときこそ、基礎体力や基礎能力をつけることに意識を向けて、基礎トレーニングを続けることが大事だと言っているということです。

 

確かに周囲を見渡してみると、結果が出ないときに、基礎を捨てて、応用に走ったり、環境を変えたりする人はいますが、やっぱり結果が出ていませんし、どんどん悪い方向に進んでいくことが多い…。

 

逆に結果が出せる人は、そんなときこそ徹底的に「基礎」「基本」と向き合って、丁寧に地道に、一番大事なトレーニングを続けることができる人です。そう、耐えて、もがいて、粘り強く基礎を繰り返せる人。そしてその先に、きっとキレイな花が咲くと、自分を信じられる人です。

 

一流とは、結果が出ないときに、粘り強く、丁寧に基礎を繰り返せるということを言うのかもしれません。僕も最近結果が出せていないので、もう1度本気で、基礎と向き合ってみようと思います。