自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

あの人の“旬な人”は、誰?

僕は以前から、自分が尊敬する人、注目している人、興味を持った人に対して、こんな質問をよく投げかけます。

 

「あなたが今、もっとも興味を持っている(面白いと思っている)、旬な人は誰ですか?」

 

なぜ、そんな質問をするかというと、“旬な人”を聞くことで、それらの人たちが今、注目しているテーマがわかるからです。言い方を変えると、時代の流れが見えてくるのです。

 

たとえば、僕が周りの人たちにこの質問を投げかけたとき、一時期、教育関係の人の名前がよく挙がりました。それをきっかけに自分も教育の分野に目を向けるようになり、それらの人がなぜ教育を重視しているのか? だけでなく、そこから次に自分が目指すべきテーマや、新しいビジネスプランを見つけることができました。

 

またあるときは、「ライター」という職業がよく挙がったときがありました。
情報発信へのニーズ、文章によるアウトプットが高まり、そこに新しいビジネスチャンスが眠っていることを実感するとともに、優秀なライターの確保が非常に難しくなっているという現状もわかり、優秀なライターとつながる動きを取ることができました。そして、文章力を磨く重要性、文章力があることのアドバンテージを、下の世代に伝えるきっかけにもなりました。

 

自分が注目している人が、注目している人は誰か?
そう、その質問を繰り返すことで、自分が次の一歩を踏み出すためのヒントが得られるのです。