自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「理由を曖昧にしない人」が、優秀なマーケッターになれる

これからの時代は職業を問わず、今まで以上にマーケティングのスキルが求められるようになります。「つくれる人」であるだけではダメで、「売れる人」が求められているからです。

 

僕の身近な人たちで言うと、映像制作をしているビデオグラファーも、文章を書くライターも、伝統工芸品をつくる職人さんも、ただ「生み出す」だけでは生き残ってはいけない…。すべての仕事において、“売るスキル”が不可欠になっているのは間違いありません。

 

でも、マーケティングのスキルって、どうやって身につければいいのか?

 

以下、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの経営をV字回復させた、日本を代表するマーケッターである森岡毅さんの言葉です。

「私の一番の強みは何かと言うと、この世の中で偶然に起こって誰かが感覚的にやっているように見えるものの中から、勝つ方法を見極めて、それを体系化して言語化することです。マーケティング分野に限らず、これが得意なのです(NEWS PICKS Magazineより)」

 

これはとても素晴らしいヒントです。

 

「身近な人が感覚的にやっているように見えて、うまくいっていること」って、結構あったりします。皆さんの周りでも、そういう人やビジネスっていないでしょうか? そういう事例が身近にあったら「理由はよくわからないけど…」とそのままにしておかないで、分析してみて、体系化、言語化してみる。森岡さんのような高度なレベルでなくてもいいのです。それを繰り返すことで、マーケッティングのスキルは少しずつ身に付いてきます。

 

以前、マザーハウスの創業者、山口絵理子さんが「売れないんだったら、売れない理由を知る」とおっしゃっていましたが、森岡さんは「偶然に見える、感覚的に見える成功事例を、体系化&言語化する」と言っています。
どちらにも言えるのは、「理由を曖昧にしない」ということ。

 

自分の身の回りにある「成功事例」「失敗事例」を言語化するトレーニングを続けて、マーケット感覚を身につけましょう!


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