自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

人生に迷ったときこそ、人生の先輩の「本音」と「試行錯誤」に触れてみる

今日、秋田県五城目町にある「小玉建具店」さんに行ってきました。
一級技能士である小玉順一さんとは、以前に1度お会いをしたことがあったのですが、久々にどうしてもお会いをしたくて、五城目町の地域おこし協力隊の方にお願いをして、工房を訪問させていただきました。

 

1時間程度お話をさせていただいたのですが、小玉さんはいつもどおりの優しい顔で、でも意志の強さを感じさせる表情で、たくさんの興味深い話を聞かせてくれました。しかも自分の話だけでなく、逆にニッポン手仕事図鑑の今後について、鋭い質問をされたりもして…。とにかく楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

小玉さんはとても勉強熱心で、向上心旺盛。
70歳を超えても「SNSをもっと勉強したい!」と言っていますし、僕が大好きな“自分で自由に組み替えられる”コースターは、小玉さんが自分の技術をどう活かしていくのか? 貴重な材料を有効活用できないか? 売り手が売りやすい商品とは何か? 首都圏と地方の価格の“考え方の違い”を埋められるものは何か? そんな試行錯誤をした結果、生まれたものです。

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小玉さんのような職人さんとお会いして、生の声=本音を聞くと、自分の日々の「試行錯誤」と言っている行動が、本当に甘っちょろいものに感じてしまう。でも、この感情を抱くことが大事で、自分の次の一歩の原動力になる。職人さんを応援すると言っていながら、本当は自分を応援してもらうために、職人さんと会って、話をしているかもしれないと思うくらいです…。

 

人生の先輩の本音に触れて、試行錯誤にも触れてみる。この時間は、至福です。
皆さんもぜひ、人生に迷ったり、少し弱っていたりしたら、そんな人生の先輩に、会いに行ってみてください。自分が思っている以上に、温かく受け入れてくれたりしますから。

 

ちなみに小玉さんは、この人です!