自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

日本でたったふたりだけしかいない、砂時計職人が教えてくれたこと


本を出版しました!

今日、ニッポン手仕事図鑑の新作映像が公開されました。
砂時計職人の「金子硝子工芸」さんの映像です。



改めて書くまでもありませんが、今の時代、砂時計が活躍するシーンは減りました。
もう数十年も前から時計のデジタル化の波に押され、ひょうたん型の砂時計をつくれる職人は減り続け、今では動画に登場いただいている金子實さんと、その弟さんの2名だけだそうです。そう、国産の砂時計は、絶滅の危機に瀕しているのです。

 

詳しくは動画をご覧いただくとして、今日は悲観的なことを書きたいわけではなく…。

 

僕が砂時計職人の金子さんから刺激をいただいたのは、どんなに厳しい状況に置かれても、新しいニーズを開拓する努力を、そしてさらなる技術の向上をする努力を、忘れていないということ。

 

たとえば、この記事を書いたことで、依頼が殺到しても嫌なのですが、金子さんは「粒状なら何でも砂時計にできる」というオーダーメイド砂時計を販売されています。旅先の思い出の砂やペットの遺骨、さらには半導体チップまでをも、砂時計にしたことがあるとか。

 

そんなオーダーメイドの砂時計は手間がかかるので、大きな利益にはならないとのことですが、あらゆる“粒”を研究することで技術の向上にもつながり、砂時計がひとりひとりの大切な商品に変わることで、砂時計が人々の心の中に残るようになる。僕はその姿勢、考え方に強く感銘を受けました。さらに書くと、三代目を受け継ぐ息子さんへの想いも、伝わってきました。

 

厳しい状況の中でも、まだまだできることはあると信じて、動く。
職人さんとお会いをするたびに、いつも僕は思うのです。自分もまだまだ、できることがある、と。
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