自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「未来への種まき」とは、「自分の考えを人に伝える」こと

「編集長の仕事って、何をしているんですか?」と聞かれることが増えました。1度聞かれるようになると、同じ質問は続くもので、前職では「リーダーの仕事、役割って、何だと思いますか?」と聞かれるようになってからは、そんな質問を何度もされるようになりました。

 

もちろん、リーダーに仕事はひとつではないので、ひとことでズバッと答えるのは難しいのですが、それでもあえて、ひとことで答えてくれと言われたら、僕はこのように答えるようにしています。

 

チームのメンバーは、日々の売上げをつくるのが仕事。
リーダーは、未来の売上げをつくることが仕事。

 

実はこれ、まだ20代のときに聞いた、ある人の言葉。この言葉がずっと、心の中に残り続けています。
だから、編集長(=動画メディアのリーダー)になった今も、自分のやるべきことが少し見えなくなってきたときは、「未来の売上げ」「未来のチャンス」「未来の可能性」をつくることは何か? を考えて、動くようにしています。

 

もし今、リーダーとしてやるべきことが見えなくなってしまっている人がいたら、1年後に出してみたい“芽”を考えてみるといいかもしれません。
僕も今、1年後に芽が出てくるかもしれない種を、日々ひとつひとつ必死になって蒔いています。でも残念ながら、そのほとんどがたぶん、芽を出さない種。それでもやっぱり、種をまかないと芽は出ないのです。

 

種をまくとは、「自分の考えを人に伝えること」です。
文章でも、スピーチでも、絵でも、映像でも、何でもいい。自分の考えを人に伝えることで、1年後に芽を出す種が、きっとあるはずです。