自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「考える人」よりも、「動く人」のほうが、圧倒的に強い

―他の人よりも得意なことはなんですか?
新しいチャレンジをすることです。

 

―他の人よりも苦手なことはなんですか?
じっくり考えることです。

 

昨日公開した対談記事に使用するnoteのプロフィールを作成するにあたって、丸山さんからこんな質問をいただいたのですが、寝不足の頭で特に深くは考えずに、条件反射的に書いたふたつの答えに、ちょっとハッとした自分がいました。
そもそも、新しいチャレンジをすることが得意だという回答もおかしいのですが、それはさておき、「ああ、俺はじっくりと考えることに、無意識に苦手意識を持っているんだな」と。

 

映像制作案件を中心に、地方自治体のお仕事や、ニッポン手仕事図鑑の活動を同時進行していると、相当じっくりと、戦略的に考えて動いているように思われます。

 

手前味噌な話で恐縮ですが、この1ヶ月、ニッポン手仕事図鑑には東京都の伝統産業の発展を支援する部署をはじめ、誰もが知っている3社の大企業から協業の相談がありました。こんな話を周囲の人にするたびに、そして問い合わせをいただく皆さんからも、じっくりと、戦略的に考えて動いているように思われるわけですが…。

 

じっくりと考えることなんて、していません。

 

もちろん、何も考えていないわけではありません。でも、「う~ん…」とうなりながら、じっくりと考えるのではなく、動きながら、走りながら、誰かと話しながら、考えています。そう、考えるよりも、動くほうが優先。
じっくりと考えることが苦手なのもあると思いますが、「考える人」よりも、「動く人」のほうが、圧倒的に強いと思っているからでもあります。

 

「考えることが苦手なんです…。だから、羨ましいです」
そんなことを言われることもありますが、考えてはいますが、じっくり考えることは、同じように苦手。もし、あなたと僕とで何か差があるとしたら、それはたぶん、動いているか、動いていないかだと思います。
そう、「考える人」よりも、「動く人」のほうが、圧倒的に強い。