自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

ゴールデンウィークに休むなんて、ありえない?

「ゴールデンウィークに休むなんて、ありえないでしょ?」
これは、ある経営者の方の言葉です。ちなみに先に誤解を解いておくと、自社の社員に向けた言葉ではなく、自分自身に向けた言葉です。

 

その経営者の方にとって、ゴールデンウィークは1年でもっとも重要な時期のひとつだそうです。
ちょうど1年の3分の1が過ぎたこの時期に、1年の計画の進捗を冷静に振り返り、よりよい計画にブラッシュアップしたり(時には何かを断念したり…)、自分が抱えているタスクをじっくりと棚卸しし、遅れている大事なタスクがあれば、この時期に集中してやって挽回したりする。そう、“誰からも邪魔されない、みんなが休んでいる”ゴールデンウィークは、最高の時期だ、と。だからこその、「ゴールデンウィークに休むなんて、ありえないでしょ?」なのです。

 

このように書くと、「ずっと休まず働け!」と聞こえてしまうかもしれないのですが、決してそうではありません。遊んだり癒やされたりして、しっかりと体と心を整えて、次の仕事に備えたほうがいいに決まっています。

 

でも事実として、紹介した経営者の方だけでなく、成果を出している人たちの多くは、「みんなが動いていないときに、“実は”動いている」のです。そう、ゴールデンウィークも。

 

なので、ゴールデンウィークのすべてを仕事に捧げたりする必要はありませんが、1日くらいは、自分の今を見直す時間、年末まで全力疾走するための体勢を立て直す時間に当ててもいいかもしれません。わたし個人は、何かを新しいことを仕掛けていくための作戦を考えたいところなのですが、遅れに遅れている自分のタスクをこなすために使うことになりそうですが…。