自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「自分スローガン」が、自分の軸や自分のスタンスをつくってくれる

「あの人は、自分の軸、自分のスタンスがしっかりしているなぁ」
誰でも周囲に必ずひとりやふたり、そんな人がいると思います。わたしも一時期、自分の軸を持ち、スタンスがしっかりと確立されている人たちに憧れて、なぜ、あんなふうに自分を持っていられるんだろう? と、観察していたことがあります。そしてひとつ、あることに気が付きました。

 

「自分のスローガン」を持っている。

 

自分の軸、自分のスタンスを持っている人は、自分の中での生き方の指針となる言葉(つまり、座右の銘とも言えるような言葉)を持っていて、その言葉を何度も何度も口にしているのです。そうすることで、その言葉が自分の体に染み込み、そのスローガンどおりの生き方ができるようになっていく。大切なのは、“人前で”何度も何度も口にして、自分の体に染み込ませていくこと。

 

と書くと、「そんな言葉、すぐには浮かばないよ…」という人も少なくないと思います。
であれば、今年1年のスローガンでいいのです。今年もすでに3分の1が終わり、年始めに掲げた目標も少しぼやけてきてしまった人も多いはず…。なので、改めて掲げた目標を思い出し、残りの8ヶ月をどう生きるか、今年の自分のスローガンを掲げてみるといいかと思います。

 

ちなみにわたしの今年のスローガンとして掲げていて、もしかすると人生のスローガンにもなるんじゃないかと思っている言葉は、すごくシンプルで、「今を生きる」です。

 

この言葉を口にしていると、「今、躊躇すること」が本当にもったいないように考えている。来年、来月、来週できることでも、今やれるなら、今やる。今、巡り合った人との時間も大切にできる。そう、もしかすると、もう次はないかもしれないから。

 

1年の3分の1が終わった今の時期は、惰性で過ごした1年になるか、仕切り直して、有意義な1年にするのか、結構重要なタイミングだと個人的には思っています。今年1年、このままだとヤバいぞ! という人は、ぜひ「自分スローガン」を考えてみてください。ちなみにスローガンは、シンプルに。