自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

可愛い子には、旅をさせよ! を実行する親の価値

連日の「Think College」ネタで申し訳ありません…。
ふたりごと文庫」の大学生編集長が登壇したThink Collegeですが、実は受講者の中に、わざわざ仙台から来てくれた4人の高校1年生の男の子がいたのです。

 

学校の授業が終わったあと、すぐに新幹線に飛び乗って、渋谷までやってくる。そして講義が終わったあと、親戚の家か近くのホテルか泊まるものだと思っていたら、なんとAirbnbを使って、広尾周辺のマンションの1室を借りたので、4人だけで泊まると…。

 

「えっ、それ、親御さんがOKしてくれたの?」と聞くと、即答で「はい!」と答えてくれたのですが、正直かなり驚きました。

 

4人の高校生は将来何かを成し遂げたい! という熱い想いを持っているのですが、でもやんちゃ坊主というわけではない。とても真面目で、純朴で、親御さんが大切に育ててきたんだなぁと感じる4人です。親御さんへのお土産に、漆琳堂さんの漆器もお土産で買っていましたし…。

 

私も子どもがいる親のひとりとして、刺激を受けました。
「若いうちから、いろいろな世界を見せてあげたほうがいい!」とは思ってはいても、東京に送り出し、高校1年生だけで数日間滞在させるのは、簡単な決断ではないと思います。

 

でも、親がその決断をしたことで、都会で高学生だけで過ごすという貴重な経験をし、大学生編集長の講義を聞いて刺激を受け、女性職人さんと出会い、本物の一品に触れ、翌日は製硯師の青栁貴史さんの工房を見学し…。高校1年生の今、この貴重な経験をしている人生としていない人生では、大きな大きな違いが出る。

 

「東京に行って、会いたい人がいる! 参加したいイベントがある!」
こういう局面で、親がどう決断をできるか。その大切さを学ばせていただきました。