飲み会での3000円はパッと出せても、自分のスキルアップにつながるかもしれないイベントやセミナーへの参加料になると、途端にその3000円を出すことを躊躇してしまう人がいます。
なぜ、躊躇するのか？
答えは簡単で、体験に投資をする価値を心から実感したことがないからです。飲み会は楽しい時間が過ごせた経験があるから、3000円を出せる。でも、イベントで「これは価値があった！」と言える経験をしたことがなく、自分が成長できたという実感がないから、「面白そうだけど、お金が3000円かかるのか…」と躊躇してしまう…。
イベントに参加する。
セミナーで学ぶ。
展示会へ行ってみる。
おおげさでなく、たった数時間の経験が自分の価値観を大きく変えることもあるし、その場所でかけがえのない出会いが生まれることもある。1度でもそんな経験ができると、体験に投資することを躊躇しなくなります。だからまずは5回、10回と、「これは！」と感じたイベントに参加してみてほしいと思います。その中にはきっと、心から参加してよかったと思えたイベントがあって、その経験が体験に投資することに躊躇しない自分をつくり、行動力と積極性を与えてくれるからです。
「体験」に投資できる人は、成長するだけでなく、周りにもいい影響を与えられる存在になれたりする。言い換えると、体験することを躊躇するということは、自分を成長させることを躊躇しているとも言えるのです。そう、体験の量で、その先の人生は大きく変わったりする。
先週末、嬉しいことがありました。ふたりごと文庫の編集長が岐阜県郡上のイベントに参加し、新サービスやワークショップのイベント企画を任せるコーディネーターが、新潟県燕三条の展示会へ行っていたのです。もちろん、会社命令ではなく、自主的に。そういう仲間がいることの嬉しさはもちろん、「自分もやるぞ！」と気合いを入れてもらいました。ちょっと動きが鈍くなっていた今、本当にいい刺激になりました。
