自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

自分を好きだと言う人が10人いたら、嫌う人も10人いる

「自分を好きだと言う人が10人いたら、嫌う人も10人います」
お会いしたことはありませんが、私が憧れていて、勝手に人格者だと思っている松浦弥太郎さんも、書籍の中でこうおっしゃっていました。あの松浦さんでも、自分を好きだという人と嫌う人が、“同数いる”と考えているのです。

 

私も普段から、ニッポン手仕事図鑑のファンを増やす! と宣言していますが、それは言い換えると、ニッポン手仕事図鑑を嫌う人が、“同じ人数”出てくる覚悟を持つことだと考え、日々行動をしています。だから、否定的な声が聞こえてきても、凹まない(ようにしています…)。もちろん、辛かったりもしますが、嫌う人の数に比例して、好きだ! ファンだ! と言ってもらえる人も見えてくるので、その人たちに目を向けるようにしているのです(ただ、嫌う人の嫌う理由には、真摯に耳を傾けているつもりです)。

 

だから、ただのわがままや、人としてどうかという振る舞いで嫌われるのではなく、真摯な姿勢で、真面目に仕事に取り組んだ結果として嫌われる人が出て来るのは、むしろ喜ばしいことなのです。その裏には必ず、好きだと言ってくれる人、応援してくれる人がいますから。今、「嫌われちゃった…」と悲しんでいる人がいたら、自分自身の胸に手を当てて考えてみて、自分は真摯に行動していると自信を持って言えるなら、気にすることはないよ! と言いたい。

 

今日書きたかったのはここまでなのですが、もう少し書かせていただくと…。

 

一番怖いのは、自分を嫌う人が“いない”ということです。それは、好きになってくれる人もいないということだから。つまり、無関心。そう、自分を嫌う人がいることよりも、嫌う人がいないほうが、実はもっと怖いことだったりするのです。
これは個人だけでなく、メディアでもそうです。このブログも、ニッポン手仕事図鑑という動画メディアも、嫌う人が見えいないときは、勇気を持って、アクティブに行動できていないときだったりするので、そんなときこそ「積極的に!」と、自分に言い聞かせるようにしています。