自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

食べログやアマゾンのレビューを見ることで失われるモノ

食べログのレビューを見ることが、ほとんどありません。
地方へ行ったときも食べログを見ずに、地元のタクシーの運転手さんや、地元のおばちゃんに「オススメのお店、教えてください!」と聞きます。

 

食べログのレビューを信じていない…とか、そういうわけではありません。
ただただ、地元の人に聞いたほうが“楽しい”からです。オススメのお店だけでなく、他にも地域ならではのとっておきの話が聞けたりするので、それがとても楽しい。そのたった数分の会話が、思い出に残ったりするのです。

 

アマゾンのレビューも、あまり見ません。
これも同じ理由で、身近にいるその本を読んだ人、そのアイテムを買った人に感想を聞いたり、知っているブロガーさんが記事を書いていたら、その人たちに聞いたほうが楽しいし、“おまけ”で貴重な話も聞けたりするからです。レビューを見てしまうと、本当に意見を聞きたい人に「聞いてみよう!」というエネルギーが奪われてしまうのです…。

 

そして「楽しい」以外にもうひとつ、レビューを見ない理由。

 

当たり前の話ですが、誰かの「いまいち…」が、自分の「おいしい!」のときがあって、料理が「いまいち…」でも、店主が「最高!」のときもある。誰かの「買わなきゃよかった…」が、自分の「愛用品」になるときだってあるのです。もちろん、その逆もあるわけですが…。

 

レビューを盲信するのは本当に怖くて、本当は自分が「これ、いい!」と思えるモノや場所が、見知らぬ誰かの声を信じてしまうことで、“一生出会うことのないモノや場所”になってしまうことがある。私はレビューを見ないで失敗するリスクよりも、レビューを見て、自分の行動にブレーキをかけてしまうことで、自分にとっての「これ、いい!」に出会えないというリスクを避けたいのです。

 

まあ、アマゾンや食べログのレビューを信じておけばよかった…と日々失敗していたりもするのですが、次はきっと素敵な出会いがあると信じて、失敗も笑って楽しめる余裕を持ち続けたいと思う今日このごろです。