自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

肩書き(=アウトプットできる幅)を増やせば、面白い仕事ができるようになる

先日、ビデオグラファーが私のことを、こんなふうに褒めてくれました。
「これだけ多彩なアウトプットができると、仕事を依頼する人は楽だし、頼もしくも感じると思いますよ」

 

確かに最近は、映像、WEB、雑誌、パンフレット、ワークショップ、展示会プロデュース等、仕事の依頼内容が多岐に渡っています。
これは意識的にやっていることで、ひとつの仕事を分けて依頼するよりも、「WEB制作×映像制作」「イベント企画×パンフレット制作」というように、“掛け算”でお願いできるほうが依頼する側は頼みやすし、成果も出しやすい。前職は依頼する立場にいたので、よくわかります。「あの人に声をかけてみたら、何とかなる」という人の存在は、とても大きいのです。

 

もちろん、依頼する側のメリットだけでなく、依頼される側にもメリットがあって、ひとつの仕事を受けるよりも、仕事の規模や関われる範囲が大きくなることで経験値も上がり、仕事もどんどん楽しいものになっていく。そう、肩書き(=アウトプットできる幅)を増やせば、それに比例して、面白い仕事ができるようになるのです。

 

こういうふうに書くと、「それは、仕事ができる人の話だよ…」と言われたりしますが、そんなことはありません。私も自分ひとりでは、何もできません。でも、ひとりでは仕事のクオリティは上げられなくても、周囲のプロの力を借りれば、何とでもなります。そう、だからこそ大切なのは、信頼できるパートナーを目利きする“目”。もっと言うと、高いレベルでの仕事とは何か? を見極める目を養うことです。私が高いレベルで仕事をしている人に積極的に会いに行くのは、その目を養うためです。

 

これからの時代は、「これができます!」ではなく、「◯◯と◯◯を掛け算して、成果を出します!」と、自信を持って言える人が選ばれるし、楽しい仕事ができるようになる。だからこそ、信頼できるパートナーと、多彩なアウトプットができるようになりたい。そのためにこれからも、たくさんの人に会い、たくさんの話を聞いて、自分の目を養っていきたいと思います。