自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

自分の「居場所」をつくるために

自分の「居場所」を手に入れることは、日々の生活はもちろん、仕事を充実させるためにも、とても重要なことです。

 

でも、自分の居場所とは、何でしょうか?
「安らげる場所」という意味だけではなく、私は「必要とされていると実感できる場所」であり、「世の中の役に立っていると実感できる場所」だと考えています。
ニッポン手仕事図鑑に新しく仲間に加わったTくんも、「今の自分でも少しは職人さんの役に立てるんだ!」と実感できているからこそ、“超”がつくほど積極的に未経験のWEBサイト制作の勉強に励んでいます。さらに書くと、仕事が多忙で疲れ気味だった指導役のスタッフも、Tくんに教えることでイキイキとしている。今まさに「自分の居場所」を実感できているわけです。

 

そう、彼らはまさに、「自分の居場所」を手に入れたわけですが、でも自分の居場所というものは、“ひとりでは見つけられない場所”なのです。

 

自分ひとりで見つけたように思っていても、実は誰かが、影でお膳立てをしてくれていることが多い。なぜ、その誰かは、安らげる場所、必要とされていると実感できる場所を、あなたに与えてくれるのか? それは、苦しさ、厳しい局面を乗り越えてきた今のあなたを必要としているからこそ、居場所をつくってくれているのです。

 

自分の居場所は、過去の自分と、周りの人がつくってくれる。
つまりは、そういうことだと思うのです。