自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

1度手放した夢があっても、また追えばいいと思う

ニッポン手仕事図鑑のビデオグラファーの奥様が友人を連れて、ものづくり学校に来てくれました。その友人が以下の映像に出演されている、ダンサーの篠原さやさん。

本当に気さくで、ほんわりとした温かい雰囲気の方だったのですが、あとから少し調べたら、すごい人でした…。

 

そんな大活躍中の篠原さやさんですが、実は1度、ダンサーを辞めて、まったくダンスをしない日々が2年ほどあったそうです。
でも、自分自身の心と本気で向き合い、これからの先の生き方を考えた結果、もう1度ダンスをやってみたい! と思い、再チャレンジすることにしたんだとか。

 

私は先天的な才能よりも、後天的な努力のほうが圧倒的に大事で、何かを成し遂げるために重要な要素だと思っている人間です。
とはいえ、もちろん篠原さんに才能やそれまでに積み上げてきたものがあったのは違いありません。ただ、復帰はそんなに簡単ではありません。きっと、中途半端ではない、覚悟があり、努力をされたんだと思います。そんな強い思いがあったからこそ、支えてくれる人が現れ、チャンスをくれる人が現れた。あくまでも私の想像で、ご本人はまったくそんなお話をされず、ほんわかしているのですが…。

 

何が言いたいかというと…。
私の身近な人でも、1度手放した夢は、もう追えない、追ってはいけないと思っている人が多い…。本当に、そうでしょうか? と思ったりします。

 

現実的に追えない夢も、当然あると思います。でも、まだ追える可能性があるなら、やってみたほうがいいんじゃないかな、と。大きな夢、小さな夢。夢はひとりひとり違うものです。あくまでも個人的な考えですが、夢は叶えるか叶えないかではない。追っているそのプロセスの中に、素晴らしい出会いだったり、生きているって実感があったりすると思うので。