自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

明日、給料がもらえなくなったら

定期的にやっていることがあります。
世の中のマーケットの中で、自分がどれだけ通用する実力があるのか? 今、自分が置かれている立ち位置は、どこなのか? そんなことを少し冷静に考えてみる時間を持つことです。そのとき、自分自身にこんな問いかけをしてみます。

 

「明日、給料がもらえなくなったら」

 

そう考えてみるのです。
あえて、自分がブルッと震えてしまうような状況に置かれたことを想像して、生き残り方を考えてみる。どうやって仕事をもらうのか? 自分が今持っているスキルや経験は、どこに価値があるのか? 誰が今の自分を必要としてくれるのか? 本当にお金を稼げるのか? 家族を養っていけるのか?

 

そんな自問自答を繰り返すことで、生き残り方が少しずつ見えてくるし、自分に足りないもの、あるいは自分の強みになる可能性があるものが見えてきたりする。さらにいえば、「こんなことにチャレンジしていくべきではないか?」「このスキルをもっと磨くべきではないか?」と、次の一歩の方向性が見えてきたりするのです。

 

危機的状況に置かれたときの自分を想像することで、自分が足りないこと、伸ばしていくべきこと、新たにチャレンジしていくべきことが見えてくると、不思議と不安が和らぎ、「ここで停滞してはダメなんだ!」と、やる気が漲ってきたりもします。だから、私は定期的に想像してみるのです。
明日、給料がもらえなくなったら、どうしようか? と。