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明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

ブックオフの値付けで、自分の“目利き力”を試してみる

余談から入りますが、私は20代の半ばくらいまで、とにかく自分の本棚に本を並べておくことが好きだったので、買った本を売ったこともなければ、捨てたこともありませんでした。

 

でも、ある日突然、ほとんど読まない本を持っておくことが、なぜか忍びなくなってしまい…。
そんなことを思っていたときに、ある人が「私はこの棚に置けるだけの本しか持ちません。そうすることで、また読み返したいと思える、自分にとって大切な本だけが手元に残るのです」と言っているのを聞いて、「あっ、それは素晴らしい考え方だな」と思い、自分が「ここからここまで!」と、決めたスペースに置ける本だけを残し、すべて処分をしました。ちなみに出版社と本屋さんを応援したいので、ブックオフではほとんど本を買いませんが、読んだ本を捨てるのはもったいないので、ブックオフで売ります。

 

さて、ようやく本題です。

 

昨年末、読み終えた本と、棚に並べてある本を見比べて、どの本を残すかを検討しました。そう、ちょっとした「総選挙」のように。ずっと棚にあったのに、落選をする本があると、悲しそうに見えたり…。
それはさておき、今年も残念ながら落選した本をブックオフに売りに行ったのですが、そのときにいつも遊びでやっていることがあります。それは、「買取金額を当てる」こと。

 

嘘か本当か知りませんが、ブックオフはamazonの販売価格に合わせて、値付けをしていると聞いたことがあります。まあ、どんな基準であるかはさておき、昔よりもずっと、買い取り金額と消費者が高く買いたい本=ニーズを、ビッグデータ的な数値から導き出した価格であることは間違いありません。つまり、世の中のニーズをどこまで把握しているかを試す、いいテストになるのです。

 

で、今年は10冊程度売りに行ったのですが、みごとに一番高く値付けをされる本を当てました。
他が30〜40円で値付けされているにもかかわらず、1冊だけ200円。きっと、まあまあの値段でも買いたい人が多いということです(たぶん…)。皆さんもぜひ、本を売るときにやってみて、自分の“目利き力”を試してみてください。

 

その本が何だったか?
素晴らしい本です! と書いても、「結局、売ったんでしょ?」と言われたそうですが、1度読んでしまえば、自分に身につく本なので売ってしまいました(って、言い訳がましいですが…)。


気力より体力 一流のコンディションを手に入れる