自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

レッテルを貼る人でなく、“レッテルをはがせる人”になりなさい

今日は何を書こうかなぁと考えていたら、どこかで聞いた言葉が、ふと蘇ってきました。

 

「レッテルを貼る人でなく、はがせる人になりなさい」

 

誰が言っていたのか、忘れてしまったのですが…。
「レッテルを貼る」を辞書で調べてみると、「ある人物などに対して一方的・断定的に評価をつける」とあります。今の世の中、とにかくすぐにレッテルを貼ろうとする人が多いと、その言葉を語っていた人はおっしゃっていました。
組織に所属していたら、あちこちから「あの人は◯◯だ!」と決めつける声が聞こえてきて、インターネットを眺めれば、特定の有名人に対して、何かしらのレッテルを貼ろうとする“匿名の”一般人をよく見かけます。

 

だからこそ、「レッテルをはがせる人になりなさい」という言葉には、ドキッとしました。そして、とても新鮮に感じました。
強烈なレッテルを貼られている人に対しても、先入観で何かを判断するのではなく、自分の視点でしっかりとその人の本質を見極められる人になる。不本意なレッテルから逃れられない人に対しては、また別の価値や魅力を見出し、評価をしてあげられる人になる。これができる人になれたら、周囲からの信頼は間違いなく高まります。

 

レッテルをはがせる人になると、鋭く、深い視点で物事を見る癖ができるので、それだけで価値になります。何より考え方がポジティブになるので、周囲に人が集まり、応援してもらえる人にもなれる。

 

人はなかなかきれいごとではいかなくて、私も気を緩めると、ついつい誰かに“否定的な”レッテルを貼ろうしてしまいます…。本当に恥ずかしいことですし、気を付けなければならないな、とよく反省もします。
いい仕事をしていくためにも、かっこよく生きていくためにも、レッテルを貼るのではなく、レッテルをはがせる人になりたいと、改めて心に刻んでおきたいと思いました。