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信頼されるリーダーは、ここが違う

自分自身の中で、とても印象に残っている言葉があります。

 

「信頼されるリーダーは、思いっきり怒る。とにかく、本気で怒る。でも、その後、ズルズルとは引きづらない。そう、信頼されるリーダーは本気で怒れて、怒ったあとは、まるで何もなかったかのように、怒った相手と普通に接することができるんだよね」

 

ずっと苦労をされていた経営者の方の言葉なのですが、これは本当、そのとおりだな、と。
信頼されるリーダーは、部下や後輩、場合によっては上司やクライアントに対しても、本気で怒ることができます。相手に気をつかったり、嫌われることを恐れて本気で怒らないと、問題の解決が先送りになったり、相手の成長を促せなかったり、仕事の成果も出せなかったりします。むやみやたらに怒鳴る、キレる、ではなく、怒ることは大事なことです。でも、ただ怒ればいいというわけでもありません。大切なのは、ズルズルと不機嫌なままでいたり、無視したりなんかをしないこと。そんなリーダーは尊敬も、信頼もされません。

 

リーダーの立場でなくても、信頼される人は、本気で怒れるし、ズルズルと引きづらない。こう書くと、親や先生も、そうかもしれません。

 

言うは易しで、なかなか難しいのですが、私も最近はこれを強く意識するようにしています。怒るべきときは、本気で怒る。でも、ズルズルと引きづらないように。感情のコントロールは難しいのですが…。
信頼されるリーダーの条件はひとつではありませんが、これもひとつ、とても大切な要素だと思うのです。