自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

上手いプレゼンより、熱のこもったプレゼンを

今、自治体系の映像を2本同時進行で制作しているのですが、その仕事はプロポーザル方式(つまり、コンペ)で決まったものです。こう書くと何かすごいように聞こえますが、当然負ける回数のほうが多く…。でも、自治体案件は負けても学びが本当に多いので、参加する価値がものすごくあります。
*一般企業でも参加できるものがありますので、チャンスがある方はぜひ!

 

実は自治体のコンペは、審査結果に関することをまったく聞けないケースがある反面、どこがよかったか、どこが悪かったのかを、あとで聞くことができたり、公表されたりするケースがあります。自分の企画やプレゼンに関する評価を聞いて参考にすることもありますし、日々自治体のコンペに参加している方と情報交換をさせていただき、自治体がどのようなポイントを高く評価するのかを教えてもらうことも少なくありません。

 

そんな中で多くの人が口を揃えるのは、求められているのは「上手いプレゼンより、熱のこもったプレゼン」だということ。

 

もっとストレートに言えば、緊張していたり、上手く話せないことはマイナスにならない。場慣れをしていて、話が流暢なプレゼンよりも、熱が伝わるプレゼンに高い評価が集まっていること。もっと言うと、流暢なプレゼンは“何も残らない”と評価されることも少なくありません。

 

この事実には、ハッとさせられます。

 

聞く人は、上手いプレゼンを求められているのではなく、その仕事にどれだけ情熱があるかを知りたい。当たり前と言えば、当たり前の話です。
だから私は、全力で企画を考えて、全力でその仕事にかける想いを伝えます。プレゼンのテクニックなんて、その次です。