自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

モチベーションを下げないフィードバックの仕方

ポッドキャスト番組「BBIQモーニングビジネススクール」を聞いていて、思わず「なるほどね~」と納得したことがあったので、共有をさせていただきます。

 

それは「モチベーションを下げないフィードバックの仕方」。

 

誰でもダメ出しばかりされるとテンションが下がってしまうので、以下の順番でフィードバックすると、部下や後輩はテンションを下げす、ダメ出しも前向きに受け止められる、と。それがこの順番です。

 

[1]全体的によかった総評を伝える。
[2]具体的によかったポイントを伝える。
[3]具体的に悪かったポイントを伝える。
[4]全体的に悪かった総評を伝える。
[5]最後にもう1度、全体的によかった総評を伝える。

 

ちょっとわかりづらいですね…。つまり、こういうことです。たとえば、企画書を提出してきたAくんに対して、こんなフィードバックをします。
「今回の企画書は、全体的にコンセプトがしっかりとまとまっていたので、何をやりたいかが非常によくわかった[1]。具体的には◯◯と◯◯の部分が非常にわかりやすかった[2]。ただその半面、◯◯の部分は文章が少し抽象的すぎて、意図が伝わりづらいかったかな…[3]。全体的に文章の表現が曖昧なところがあるから、要点を絞ってシンプルに文章を書くように心がけるといいよ[4]。それをもっと意識できれば、コンセプトがもっと伝わりやすくなるから[1に戻る]」

 

こんな感じでしょうか。
ちょっと試してみましたが、確かに[1]~[5]の順番で伝えると、心理的な壁がなくなります。お試しください。