自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

後輩が「最初の一歩」を踏み出すとき、背中を押してあげられる先輩になろう

今日で『ニッポン手仕事図鑑』のインターン実習が終わりました。たった7日間の短い時間でしたが、プロモーションや催事イベントの企画を考えたり、職人さんに会いに行ったり、業界の第一線で活躍する人に会ったり、とある賞へ応募する資料をつくったり…。打ち上げでは「すごく充実した1週間でした」と言ってもらえましたが、慣れないことも多かったので、充実感よりも疲労感のほうが大きいかもしれません…。その分、少しでもこの先の未来に、プラスになる時間になっていたらいいな、と。

 

そんなインターン実習を振り返ってみて思うのは、「勇気を持って、最初の一歩を踏み出すこと」がすごく重要だということ。

 

自分で考えた企画を、誰かにプレゼンするのは勇気がいります。ギフトショーで職人さんにひとりで話しかけてみることも、経験豊富なビジネスマンに質問を投げかけるにも、勇気が必要。
でも、思い切って最初の一歩を踏み出すことで、できなかったことが少しずつできるようになる。「ああ、ここまでできるようになるんだな」と、すごく嬉しくなるシーンが何度もありました。そう、結局はその最初の一歩を踏み出せるかどうかで、道は拓けていくんだな、と。これは学生もビジネスマンも、きっと同じです。

 

とはいえ、まだ経験の浅い学生や新社会人が、最初の一歩を踏み出すのは難しいものです。そこにいかに寄り添ってあげられるかが、“先輩”という位置に立たされた者の使命なのかもしれません。「教える」ではなく、「寄り添う」。簡単なことではありませんが、その大切さを改めて教えられた、貴重なインターンシップでした。
また機会があれば、ぜひやりたいと思います。