自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

仕事がうまくいったときの「なぜ?」を考える

失敗から得られる学びと、成功から得られる学びは違います。

 

このブログの記事は、「失敗することはいいことだ!」というスタンスで書いていますが、だからといって、どんどん失敗しましょう! と、失敗ばかりを推奨しているわけではありません。

 

目指している目標に到達するために、あるいは期待されている成果を上げるために、最善を尽くすのは当然のことです。その結果、たとえ失敗したとしても、たくさんの学びが得られるわけです。失敗を恐れてチャレンジせず、何も得られない日々を過ごすくらいなら、やってみて失敗したほうがいい! そういうことです。もちろん、誰かに迷惑をかけることを、極力避けながら…。

 

さて、本題に戻る前に、もう1度書いておきます。
失敗から得られる学びと、成功から得られる学びは違います。

 

失敗をしたときに「なぜ、失敗したんだろう?」「どこが悪かったんだろう?」「同じ失敗を繰り返さないためにはどうすればいいんだろう?」と、反省する人が多い半面、うまくいったときに「なぜ、うまくいったのか?」「何がよかったのか?」と“真剣に”考える人は、意外に少なかったりします。仕事がうまくいったときに、「よかった!」と喜んで終わってしまうのはもったいない。

 

そう、うまくいった仕事も、しっかりと復習してみる。これをしていない人は、損をしています。うまくいった仕事を振り返ってみると、「このやり方がよかったのか!」「あの資料がよかったのか!」「あっ、あの人のおかげだ!」など、気付けることがたくさんあります。

 

仕事がうまくいったときの「なぜ?」を考えてみると、失敗からは学べない、次の仕事がうまくいくためにヒントが得られます。失敗したことを反省することも大切ですが、うまくいった仕事を振り返ってみることも、同じくらい大切なのです。