自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

頼りにされる人は「自分の辞書」を持っている

「自分の辞書を持つ」ことは、ビジネスパートナーから信頼されるためにとても重要なことだと思っています。これはもっとわかりやすくいうと、「自分の考えを持つ」ということでもあります。

 

たとえば、普段からよく使われている「リーダーシップ」や「チームワーク」という言葉。
おそらく、この言葉を100文字以内で説明しなさいという課題を10人に出したら、面白いくらいにいろいろな答えが出てくるような気がします。つまり、ひとりひとりの辞書にあるこの言葉の意味が違うということです。どういう解釈が正解か、という議論は正直、個人的にはあまり意味がないかな、と。大切なのは、自分なりの解釈をしっかり持っているか。誰かにその言葉の意味を問われたときに、自分の考えを“すぐに”伝えられるか、です。

 

社内でのミーティング、外部へのプレゼンなど、ビジネスのあらゆるシーンで凄まじい数の言葉が飛び交っています。「リーダーシップ」や「チームワーク」だけでなく、仕事上で使っている重要なキーワードを自分の辞書で引いたとき、すぐに自分なりの解釈を伝えることができるでしょうか。普段何気なく使っている、でも重要な言葉でも意外に、曖昧なままにしていることが多かったりします…。

 

「自分の辞書」を持っている人は、チャンスのときもピンチのときも、自分の意見や主張をしっかりとできる人。そんな人こそがきっと、この先の時代に必要とされる人であり、たくさんの人から頼りにされる人です。

 

1度しっかりと時間をつくって、「自分の辞書」を読み直してみたいと思っています。
白紙のページも結構あるような気がしています…。