自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

仕事がなくなる不安と闘っている人へ

経営者、会社員、独立したてのフリーランスを問わず、仕事がなくなる不安と闘っている人はたくさんいます。仕事がなくなる不安だけでなく、周囲の支えてくれる人や一緒に仕事をやってくれる仲間がいなくなる不安なんかも同時に襲ってきたり…。

 

こんなにも先が読めず、変化が激しすぎる時代だからこそ、ほとんどすべてと言ってもいいくらい人が、日々仕事がなくなる不安と闘っていると思います。もちろん、自分も例外ではありません。

 

ただ、どうやったって仕事がなくなる不安は消せません。未来のことは誰にでもわからない。ですが、その不安を和らげたり、仕事がなくなるリスクを少しでも軽減していく方法はあります。

 

それが、「与えること」です。

 

これはもちろん、お金や物品ではありません。相手にとって価値のある情報だったり、貴重な出会いだったり、新しい学びだったり、感謝の気持ちだったり、元気だったり…。そういった目に見えない価値のことです。

 

人のことを偉そうにはまったく言えませんが、仕事がなくなると不安になる人ほど、「もらうこと」ばかりを考えているように感じます。何かを与えられているか? という視点がまったくなかったりします。「与えること」はその人の価値のひとつであり、与えられる人に、仕事も人も集まってくる。改めて言うまでもありませんが、「もらうこと」ばかり考えている人とは、仕事なんてしたくありませんから…。仕事は自分を成長させてくれたり、元気を与えてくれる人としたいのは、誰でも同じだと思います。

 

実際に仕事がなくなってしまった人ほど、「もらうこと」ばかりで「与えること」をしていません。給与や報酬を払っている立場の経営者などは、それで「与えている」つもりになって、見返りばかりを求めてしまう。結果、仕事も人もどんどんと離れていってしまう…。そんな人が意外と多いものです。

 

不安なのは、みんな同じです。それはどうやったって消えない。

 

この人と一緒に仕事がしたい! と思ってもらう人は、成長のきっかけや元気なんかを与えることができる人。与えることを続けられる人には、仕事のチャンスや新しい出会いがどんどん生まれてくる。その事実だけが、ほんの少しだけ未来への不安を和らげてくれるのかな、と。だからこそ、与えられる人になりたいと、心から思います。

 

最近、お金や物品以外の価値を、大切な誰かに与えられていますか?