自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

あの人を落として、仕事をもらうコツ

仕事をもらうためには、どうすればいいですか?

 

そう聞かれたら、必ず答えていることがあります。
「相手の一番不安なところを知る」

 

仕事を受注する。そこには必ずと言っていいほど、競合(ライバル)がいます。映像制作、WEB制作、WEBマーケティング、企画、バイヤー、事業戦略立案…自分の仕事を考えてみても、勝たなければならない相手は必ずいます。こちらが勝っているところもあれば、相手が勝っているところもある。だから、発注者は誰に依頼するかを迷うのです。

 

迷いに迷った結果、発注者はどこで決めるのか。自分自身が今は発注される側にいますが、発注する立場にいた体験も踏まえて、こう考えています。

 

「自分の不安なところを、一番理解している人がいい」

 

例えば、ECサイトの運営責任者。10人いれば、不安に思っているポイントが違っていたりします。去年の売上げを超えられなかったら…。新しいヒット商品が生まれなかったら…。お客様に迷惑をかけたら…。更新業務が滞ったら…。デザインがよくならなかったら…。後輩に仕事ができないと思われたら…。ポイントはみんな違います。

 

大切なのは、発注者の「一番不安なところを知る」こと。そして、あなたの不安はわかってますよ、と伝えてあげること。ベストなのは、不安を解消するプランを提案してあげること。
ただ闇雲に、「これができます!自慢です!」「競合よりもここが優れています!」と伝えてもダメ。

 

自分の不安に寄り添ってくれる人に、仕事は頼みたいものだからです。