自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

10年後も残る仕事

数日前、こんな記事を書きました。


10年後に「消える仕事」「なくなる仕事」という記事を、雑誌やWEBで最近よく見かけます。ニーズがなくなる、あるいはコンピューターが代わりにやるようになる仕事の記事です。そんな記事に少し飽々してきたので、10年後に残る仕事とは何か? を考えてみようと思いました。

 

が…、正直、なかなか難しい…。

 

ざっくりとgoogleで調べてみると、「経営、財務、エンジニア、教育、芸術、芸能、医療介護、保育、美容師」などが残るという記事が見つかりました。確かに残る気もしますが、あらゆることが進化することで、なくなってしまうような気もします。すでにいろいろな専門家が議論されていますが、専門家でもハッキリと言えないことがわかるはずもなく…。

 

ただ、そんなことを考えている中で、ひとつ確かなことがわかりました。
あくまでも個人的な考えではありますが、「その笑顔に救われた!」「その笑顔が見れると嬉しい!」と言われる仕事は、確実に残っていくということ。私の場合でいうと、息抜きができる行きつけの喫茶店、美容院、マッサージ店、バーがありますが、どんなに安くてもコンピューターや機械は絶対に嫌です。子どもが通う幼稚園もそう思います。子どもが機械に何かを教わっていても…。
そういった意味でいうと、ディズニーランドのキャストはいつまでもなくならないでしょう。

 

強引にまとめますが、どんな仕事が残るかではなく、どんな人が残るか、です。
と、ここまで書いてひとつ思い出しましたが、箱根登山鉄道の車掌さんが車内アナウンスで注目を集めました。車内アナウンスが機械化されても、名物になってしまえば、残っていきます(残念ながら、運転手さんに出世されてしまいましたが…)。笑顔が素敵な人は、人を思いやることができる。だから、人を喜ばすことができ、名物にもなれるのです。

 

10年後でも楽しく仕事をしている人とはきっと、笑顔が素敵な人。よくよく考えてみると、私が一緒に仕事がしたいと思う人はすべて、笑顔が素敵でした。決して、綺麗事ではなく…。