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企画が苦手な人に実践してほしい「企画の基本」

消費者やクライアント、あるいは所属する企業や組織は、絶えず課題を抱えています。それを解決するための解決策を考えるシーンは誰にでもあり、その解決策が企画やアイデアと呼ばれたりします。

 

働いている限り、企画やアイデアを考えることはなくなりません。いや、主婦でも、学生でも、リタイヤされた方でも、日々の生活の中で企画やアイデアを考えるシーンは多々あります。生きている限り、人は企画やアイデアを考え続けていくわけです。

 

さて、本題に入ります。

 

職種や働く環境などによって企画の考え方やテクニックは確かに異なりますが、基本(あくまでも私個人が考える基本ですが…)は同じだと思っています。

 

企画が「浮かばない…」「まとまらない…」という声は、企業規模の大小を問わず、職種を問わず、サラリーマンや公務員を問わず耳にしますが、決して少なくない数の方がこの基本でつまずいているような気がしています。

 

では、その基本とは何か?
それは「アウトプットしながら考える」ということです。

 

企画を考えるとき、頭の中だけで考えていて、手が動いていない、口が動いていない人ほど、企画を考えるのが苦手だと愚痴っていたりします。

 

頭の中だけで考えをまとめたりできるのは、企画を考え慣れている人。それは、高度なスキルでもあります。企画を考えることが苦手な人は、とにかくノートや紙に書く。誰かに話す(ひとり言可)が大切だと思っています。
そう、アウトプットしながら考えること(量が重要!)こそが、企画を考える基本。企画を考えるのが得意な人は、アウトプットしながら考えているはずです。試しに周囲にいる企画のプロを、よく観察してみてください。

 

余談ですが、ペンやノートにこだわっている人は、企画を考えることが得意な人が多いような気がします。書くことが多いからこそ、書くアイテムにもこだわる。これは価格の高いペンを使っているということではなく、書きやすさや書くときの気分にこだわっっているということです。個人的には人材を採用するときのポイントにしてもいいと思っているくらいです。

 

話を戻して…。
少し強引に結論付けると、よい企画はすべて、アウトプットなくして生まれないということ。頭の中だけで考えようとすることは、無謀だと思うくらいがちょうどいい。

企画を考えるときは、「書く」「話す」を忘れずに。