自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

考え方

「信じるな」「疑うな」「確かめろ」

年始にボーッとツイッターを眺めていたら、どなたかがこんなフレーズを投稿されていました。「信じるな。疑うな。確かめろ」 乗っかるようで恐縮ですが、そのとき僕は「この言い回しは使ってこなかったけど、無自覚に自分でいつも強く意識していることだなぁ…

小心者で臆病者な僕が、不安が大きくなったときにやること

昨日に引き続き、まだお正月休みでのんびりしている人も多いと思いますので、今日も自分自身へのメッセージも兼ねた記事を。 僕はよく、「メンタルが強い」「不安を感じることがなさそう(自信があるように見える)」と言われるのですが、親しい人たちに「い…

「その日、素敵な人と出会うかもしれない」と、自分の人生を信じられるか?

特別な予定もない、普通の1日。そんな日でも「その日、素敵な人(たとえば、恋人になるような人)と出会うかもしれない」と思える人と、「出会うわけがない」と決めつけてしまう人がいます。このたとえ話の中で既婚者の自分を出すといろいろと誤解を生みそう…

正当な評価って、なんだろう?

「正当な評価」今年、この言葉を耳にする機会が多かったような気がします。そして、耳にするたびに、いつも少し違和感を覚えていた言葉でもあります。だからこそ、自分の中に強めに残っているのかもしれません。 確かに今の世の中には、正当に評価されず、苦…

上手くいった1年であればあるほど、翌年はフォームを大きく変えていく

どんなに素晴らしい成績を残しても、イチローさんは翌年にフォームを変えた…という話は有名で、このブログでも何度も書いていますが、僕も真似をして必ず毎年フォームを変えています。付け加えておくと、あれこれと上手くいった1年であるほど、翌年はフォー…

なぜ、『今年は全然充実してなかった…』と悔やんだ1年が、過去に1度もないのか?

上手くいったことも失敗したこともなるべく後回しにせず、そのときそのときで分析して仮説を立て、パッと次に進んでいくタイプなので、じっくりと時間をかけて1年を振り返るようなことはしません。年末恒例の2〜3日かけて行う「ひとり戦略会議」も過去はあま…

結局、会って話すことに勝るものはない

先週の木曜日から8日間、愛知県→岡山県→島根県→広島県と巡ってきました。素敵な出会いが想像以上にたくさんあって、美味しい料理と日本酒もいただき、いくつもの息をのむ景色を眺めることができて、とにかく“心が心地よく動いた”8日間でした。もちろん、大事…

向き不向きより、前向きに

僕はライター、コピーライターとキャリアを積み、現在(が何かをひと言で言えないのですが…)の仕事をしているのですが、「文章を書く」という仕事に向いているか? と問われたら、正直向いていないほうだと思っています。 事実、小学校の頃から「文章を書く…

「“心理戦”でヒューマンエラーが起きないようにできないか?」を実験する

ここ半年くらいの間、僕はある(しょーもない)実験をしていました。どんな実験かというと、ホテルの大浴場へ行ったとき、大浴場入口の靴箱に置いた自分の部屋から履いていったスリッパを間違って持っていかれないようにするためにはどうすればいいか? とい…

「信用されない人って、どんな特徴があると思いますか?」という質問に対する答え

先日20代のビジネスマンから、「周囲から信用されない人って、どんな特徴があると思いますか?」という質問をされました。そんな質問をされたとき、皆さんはどのような人を思い浮かべるでしょうか? すぐに言い訳をする人。人によって態度を変える人。陰口や…

その“兆し”が見えたとき、あなたは「辶(しんにょう)」をつける? 「手偏(てへん)」をつける?

今日は完全に受け売りのお話を。 このブログを読んでいる人の中には、「兆し」という言葉を聞いたことがないという人は、おそらくいないと思います。「兆し」を辞書で調べてみると、『 草木の芽が今にも出そうになること。芽ばえ。芽出し。物事の起ころうと…

だから僕は、年収を“下げる”転職を選んだ

僕は今、70名程度の社員が所属する株式会社ファストコムという企業で、執行役員をやっています。そして、そのファストコムの新規事業で立ち上げた動画メディア「ニッポン手仕事図鑑」を2019年に法人化し、一応、代表取締役という肩書を持っていたりもします…

「最短」は、いつも「最善」ではない

カーナビはとても便利で、多くのドライバーにとって、なくてはならないアイテムです。でも、それを使いすぎると(その利便性に甘えすぎると)道を覚えなくなるし、寄り道しようとする余裕もなくなる。そして、「この先に面白い“何か”がありそう!」という感…

来年の結果は、もう出ている

これは読者に対して伝えたい…というよりも、自分自身に対して、定期的に言い聞かせておきたいこと。 それは、「花は、急に咲かない。実は、急に生らない」ということ。 すべての植物に言えることで、小学生でも知っていることですが、種を植えてもすぐに花は…

プロジェクトのゴール設定には、「首席ライン」と「最低合格ライン」のふたつを設定しよう

「ニッポン手仕事図鑑」や「スコップ」などの自社事業(メディア)を立ち上げたときはもちろん、地方自治体関係、教育関係の仕事など、僕が新しいことにチャレンジするときにはいつも明確な「ゴール設定」をしていて、その重要性はメンバーたちにもよく話し…

好きなことを仕事にして楽しくなる人と、辛くなる人

「『硯が好き』でなく、『硯をつくることが好き』ではないと、硯職人として続けていくことは難しい」 僕が普段から仲よくさせていただいている製硯師 青栁貴史さんが、ぽつりとおっしゃったひと言。核心をついたシンプルな言葉で、僕は思わず何度も頷きまし…

1本の「クオリティ」より、80本の「場数」

年が明けて2022年を迎えたら、ニッポン手仕事図鑑は7歳になります。今日の本題からさっそく話が逸れますが、まるで人間のようなスピードで成長しているように感じます。子どもは小学校に入学すると一気に社会に出ていきますが、7歳になるニッポン手仕事図鑑…

上手くいったときこそ、次はやり方を変えてみよう

失敗したときは「なぜ、そうなったんだろう?」と考える人は多いのですが、上手くいった(=成功した)ときは、「よかった!」と喜んで、“そのまま終わり”にしてしまう人が意外に多いのも事実です。僕は失敗したときはもちろん、上手くいったときも「なぜ、…

「10代のインスタ離れが顕著になってきた」と聞いて、あなたは何を思う?

「10代のインスタ離れが顕著になってきた」数日前、そんなニュースが流れてきました。 特に13〜15歳が他のプラットフォームに移っていて、中でもTikTokやSnapchatに流れているというものでした。Meta社はFacebookの若者離れが進む中で、Instagramまでも若者…

“昔話を自慢する”老害にならない方法

「僕が“昔話を自慢する”老害にならないために、大事にしていることはね…」数日前に飲みながら、そんな話をしたことがありました。このブログでも過去に1〜2回書いたことがあった気もしますが、今日はそんな話を。 結論から書くと、「現在進行形で挑戦する」…

優れた職人は、「研究者」である

1年8ヶ月振りの自粛を終え、ニッポン手仕事図鑑のオリジナル映像の撮影を再開できたり、全国の産地で後継者誕生の手応えを感じている「後継者育成インターンシップ」が続いたりと、スケジュールはハードでも、ワクワクドキドキする仕事が続き、充実感のある…

台本をつくっただけで、本番の舞台に立とうとしていないか?

あなたは今、漫才コンビを組んでいます。数日後の舞台に向けて、何とか台本は完成。それで満足をして、そのまま本番の舞台に立つでしょうか? さすがにそれはないと思います。では、頭の中でシミュレーションだけをして、舞台に立つ? それもないと思います…

長く続けるための「4つの基本」

昨日、滋賀県米原市で「プロが教える! インスタグラム情報発信講座(初級編&中級編)」を開催してきました。 僕自身、インスタグラムはアカウントを持っている「だけ」のレベルなので、ゲスト講師としてインスタ運用のプロ、Skima信州 代表の山本さんをお…

「衰え」は、“進化”のはじまり

人は年齢を重ねるとともに、どうしても“衰えていく部分”が出てきます。 一番わかりやすい例を挙げると、やっぱり体力(や、体のあれこれ)。その他にも年齢を重ねることで磨かれる感性もあれば、歳とともに衰える感性もあります。日々の仕事で言えば、判断力…

日々の仕事の中で「時間が足りない…」と嘆いている人の共通点 〜「こっちだ!」と決められないときは、「どちらでも変わらない」ことが多い〜

日々の仕事の中で「時間が足りない…」と嘆いている人の共通点。それは、「決断が遅い=迷っている時間が長い」ということ。 わかりやすいかどうか微妙ですが、ひとつ例を出してみます。 たとえば、あなたは歩行者で、交差点で今、信号待ちをしています。信号…

大きな成果は、いつも“複雑な手段”から生まれるわけではない

「同じ会社の同僚を見渡しても、SNSを眺めていても、自分の目に飛び込んでくるのは、大きな成果を上げている人ばかり…それに引き換え、自分は…」と、日々悩み、苦しい思いをしている人はきっと少なくないと思います。 今日は、ここで卑屈になることなく、腐…

成功者Aさんの“その言葉”を聞いたあと、あなたはどういう行動をするでしょうか?

成功者Aさん「このやり方で大成功しました!」 と、ある人に教えてもらったとき、「よし、私もやってみよう!」と考える人は多いと思いますが、でも、こう言われたらどうでしょうか? 成功者Aさん「このやり方で大成功しました! “ただ、このやり方で失敗し…

30代のあなたが、今「やるべき仕事」は…これじゃない?

「やりたい仕事なんてないし、いつまで経ってもそんな仕事が見つかる気もしない…」「今の仕事にやりがいを感じないから、好きな仕事がある人が羨ましい…」 そんなふうに悩んでいる20代、30代の人に向けて、まずは僕が尊敬する松浦弥太郎さんの言葉を贈りたい…

あなたが今はじめようとしているプロジェクトは、なぜ上手くいかないのか?

僕らは今、全国各地で「後継者育成インターンシップ」というプログラムを開催しています。メンバーの人件費もかかりますし、旅費交通費等の経費もかかるので、お仕事としてご依頼をいただいて進めているプロジェクトです。冒頭で全国各地と書きましたが、こ…

評価される企業や人物は、同じ業界のライバルたちへの「誠意」と「敬意」がある

新型コロナウイルスへの対応が上手くいかず、国民の政府に対する不満が日に日に大きくなった結果、菅政権は退陣に追い込まれました。確かに国民のひとりとして、「うーん…」と唸りたくなることもありましたが、個人的には突然現れた未知なる難敵に対してどう…