自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

考え方

スピードを上げるには「スキルを上げる」のではなく、「やり方を変える」が大事

数日前、『僕も「5連敗」からのスタートだった』という記事を書きました。どんな記事だったのかをざっくり説明すると、僕は数年前、事業パートナーにお声がけいただき、行政(自治体)のプロポーザルに参加するようになったのですが、デビュー戦から負け、負…

一番の近道は、「思う時間」よりも「動く時間」を増やすこと

「伝統工芸に関わる仕事がしたい!」20代、30代の若い人たちから、そんな相談をいただくことが増えました。皆さんなら、どのようなアドバイスをするでしょうか? 僕の答えはとてもシンプルで、「伝統工芸の仕事がやりたければ、まずは誰よりも多く、伝統工芸…

誰の言葉を信じたらいいの? あなたがアドバイスを聞くべき人の見極め方

皆さんの周囲にもきっと、いろいろなアドバイスをしてくれる人がいると思います。自分に自信がないときや、大きな不安に立ち向かおうとするとき、あるいはまだまだ経験が少ないときなどは、どうしても誰かの言葉にすがりたくなってしまうもの。ただ、社内外…

「コロナが落ち着いたら」と考えている人は、「機が熟したら」と考える癖がある人?

「コロナが落ち着いたら…」と、この2年間自分自身の行動を制限していた人は少なくないと思います。住んでいる地域も違えば、仕事も年齢も、置かれている状況もそれぞれに違うので、「制限していた」「制限していなかった」に正解不正解はもちろんありません…

「本番は2回目である」と、自分に言い聞かせてみる

少し前まで、このブログのメインタイトル『日刊「自分の仕事は、自分でつくる」』の下には、「明日の“実行力”の磨き方」というフレーズが入っていました。そう、「失敗が怖くて動けない」「なかなか新しいことをはじめられない」という人が多いので、その背…

僕も「5連敗」からのスタートだった

新庄BIGBOSS率いる日本ハムが、開幕から5連敗のスタートとなりました。就任会見からオフ、キャンプ、オープン戦と派手にやってきただけあり、結果が出ていないことを叩く人やメディアもそろそろ出てくるだろうな、と。僕は新庄BIGBOSSの考え方やスタイルは肯…

逆転満塁ホームランは、なぜ打てるのか? 本当にわかっていますか?

今ここで動かないと、100年、200年と続いてきた歴史が途絶えてしまうかもしれない。そんな伝統工芸の産地が増え続けています。そう、緩やかに衰退してきた産地も、このコロナ禍で時計の針が進むスピードが早くなったのです。ニッポン手仕事図鑑は今、少しず…

「知識は実際の役に立ってこそ価値がある」と、日本初の経営コンサルタントは言った

今日は来年度から兼任教員になる産業能率大学で、新任教員向けのガイダンスを受けてきました。大学の理念や教育に対する考え方の共有からはじまり、授業をどのように進めて、学生たちを評価するのか? といったレクチャーも受け、さらには教員が使う教室の設…

嫌な仕事は「先に片付ける」ではなく、「簡単に楽しく片付ける」という視点が大事

ある会社で働くAさんとBさんは、同じタイミングで、同じ仕事を任されました(という架空のストーリーで話を進めます)。 同僚であるふたりは、スキルも経験もほぼ同じ。立場も同じ。さっそく仕事に取り掛かったAさんはまず、「どうすれば、クライアントと上…

コールマンの「ソフトタイプ」のキャリーケースは、買って正解だったか?

僕は出張用のキャリーケースを、定期的に買い替えています(というより、出張がハードなので、定期的に壊れるのです…)。3〜4日程度の出張用キャリーケースと、1週間程度の出張用キャリーケースを併用しているのですが、3〜4日用は40歳の誕生日プレゼントで…

あなたは「適当に断っちゃおうかな…」と考えて断る? それとも「素敵な出会いになるかも!」と考えて動く?

「作り手の想いや商品に込められたストーリーなどを取材して、記事を執筆していただけるライターさんを探しているのですが、ご紹介いただくことは可能でしょうか?」 某メディアのご担当者さんからそんな相談を受けて、僕は昨日、「大牧、動きます!」と言わ…

運が味方する人の思考

「あの人は、運が良いよなぁ…」ついついそんなふうにつぶやいてしまう“羨ましく見える人”が、皆さんの周りにもひとりやふたりいないでしょうか? その人はなぜ、運が味方してくれるのか?もちろん、掘り下げていくと理由はひとりひとり違うとは思いますが、…

「あなたの価値を低く見る人たち」から、どこまで逃げればいいのか?

ここ最近、これに似たような話をよく耳にします。「あなたの価値を低く見る人たちからは、早く離れた(逃げた)ほうがいい。立ち位置や関わる人を変えることで、人生はもっと生きやすくなるし、あなたの人生にもスポットライトが当たるはずだから」と。 先に…

「考える」のは短く、「動き出す」のは早いほうがいい

「5分考えても、1時間考えても、自分が導き出す答えの“85%”は同じ」「仕事が早い!」「いつも仕事で結果を出している!」と評価されているビジネスマンたちは、これに似たようなことをよく言っていたりします。何かの研究結果でも証明されていて、冒頭の数字…

彼が宝くじを買った、本当の理由

このブログをはじめたばかりの頃に、ブログ仲間としてつながり友だちになった、僕と同世代の男性(あれ、同じ歳だったっけ?)。某地方新聞社で勤務しているのですが、「今日が記念日になった!」と、自社の新規プロジェクトがリリースされたという連絡を一…

「出し惜しみをする」ことが、リスクになる

僕の個人的なモットーのひとつに、「出し惜しみをしない」というものがあります。 ここ最近、伝統工芸関係の方々とお話をさせていただくことが増えてきましたが、そのときも全国の産地で得た情報や、自分の頭の中にあるアイデアを“出し惜しみ”しません。今日…

「SNSを頑張る」とは、「“SNS以外のこと”を頑張る」こと

「これからの時代は、もっとSNSを頑張ったほうがいい!」と言われて、「SNSをはじめます!」「SNSを頑張ります!」と熱っぽく語り、SNSをはじめる企業や個人は少なくありません。 でも残念ながら、早ければ数日後、粘って頑張っても数カ月後に「頑張ってみた…

「人生が変わる!」と言われる強力なコンテンツでも、コンテンツを手にした“1%の人”の人生も、変えることができない

「『中田敦彦のYouTube大学』や『両学長 リベラルアーツ大学』で、人生が変わった人は多い!」 少し前に、そんなSNSの投稿を見かけました。この発言を否定するつもりはまったくなく、僕自身も人生が変わったとは言えないものの、『中田敦彦のYouTube大学』で…

「道がない…」と嘆くか、「未知なる挑戦だ!」とワクワクするか

僕はよく、「毎日仕事が楽しそう!」「楽しそうに仕事をしている!」と言われます。が…。確かに当たっている部分もありますが、ある意味では、ハズレていたりもします。 これは日々の仕事においても、人生においても言えることですが、「楽しい」と言えるこ…

僕はただ、「助走距離」が長いだけ

ツイッターやフェイスブックなどでも投稿させていただきましたが、今日ひとつ、夢が叶いました。僕は今年4月から、産業能率大学の兼任教員(非常勤講師)になります。 教育の分野で成し遂げたい夢があり、それに向かって少しずつでも進んでいこうと自分なり…

自転車に乗ってみる前に、自転車に乗れるようになろうとする人

自転車という乗り物は、1度乗ってみないと、“乗れるようにはならない”ものです。 「えっ? 何言っているの? 当たり前でしょ?」 あちらこちらから一斉に、そんな声が聞こえてきましたが…そう、当たり前のこと。これは自転車だけではなく、そして子ども、大…

成果を上げてくれるのは、いつも「最新のテクニック」ではなく、「正攻法」だったりする

僕は明後日、石川県金沢市で講演を行ってきます。伝統工芸の伝え手、つなぎ手として活躍したい方(作り手も含まれます)を対象に、効果的なPRとは何か? 情報発信とは何か? について語ってきます。少人数に向けたせっかくの機会なので、理論や考え方だけで…

「迷惑だ! 無茶振りだ!」と不満に思うか、「人生を変えるきっかけになる!」と、ポジティブにチャレンジするか

表紙だけで、「おっ、これは面白そうだね!」と迷わず買ってしまった、最新号の「BRUTUS」。BRUTUS 2022年3月1日号 SNSでも評判になっていた今号のテーマは…たった一言。「はじめる。」表紙にある「趣味、仕事、勉強、習い事、暮らし方。新しい自分に出会え…

「大学受験で人生が決まる」と思っていた人の多くがきっと、その後に「社会に出たあとの自分次第で、人生が決まる」と言っているはず

僕がこの時期になると、(自慢話のように、そして何だか武勇伝のように聞こえてしまいますが、でも)語っていること。 それは何かというと、バブルはとっくに崩壊し、就職氷河期と言われ、大卒でないと(しかも、そこそこの偏差値の大学を卒業しないと)面接…

正解のない問題と向き合い続ける時代だからこそ、「検討する(=すぐ動かない)」ではなく、「決定する(=すぐ動く)」を大切に

今の世の中は、正解のない問題ばかりです。だからこそ、答えを出す(=答えを決める)ことが難しい。 たとえば、あらゆる決定を求められる政治家の皆さんたちは今、苦しい局面に置かれることがとても多い。でも、決めて、動くことが役割なので、政治家である…

人生最大とも言える、“大惨敗”を通して学んだこと

もう10年くらい前の話、僕はあるプロジェクトにおいて、人生最大とも言える“大惨敗”をしました。ある雑誌(ムック本)の企画を担当したのですが、それが大コケ。正直、出版する前は「絶対に売れる!」と確信していたくらいだったのに…。 その方の名誉もある…

そのスキルや技術を、待っている人がいる(けど、なかなか巡り会えない…)

テレビで紙漉きを観たことがある人も多いと思いますが、手漉き和紙をつくるとき、「簀(す)」と呼ばれる道具を使います。簀はとても細い竹ひごを絹糸で編んだ道具で、わかりやすく説明をすると、簾(すだれ)のようなものです。 和紙づくりにはなくてはなら…

「最悪、1からもう1度やればいい」という経験を

覚悟を持って、チャレンジできる人。失敗を恐れず、チャレンジできる人。 そういう人に憧れて、いざ自分もチャレンジしてみよう! と考えてみるものの、どうしても足がすくんでしまう…という人は少なくないと思います。 では、覚悟を持ち、失敗を恐れずにチ…

今年、実行するべき1冊を決める

本は、「読んで終わり」では価値がない。多くの人が耳にタコができるくらいに聞いてきたことだと思いますが、僕もそのとおりだと考えていて、「本を読む=書かれていたことを実行する=読書の価値がある」ということを常に頭の中に置きながら、本を読み、書…

「30代のうちに、自分の勝ちパターンを知れ」…は、本当か?

仕事はじめの日の前日、僕はウォーミングアップがてら、1時間だけスタバで仕事をしました。私用もあり、空き時間が1時間30分くらいしかなかったので、ササッと席に座り、仕事をはじめたかったのですが、あいにく近くで某アイドルのライブがあったようで、店…