自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

企画力

アイデアは、“依頼される前に”生まれる

僕は明日44歳になるのですが(さりげなくアピール…)、これまでそれなりに企画力、発想力を磨いてきたので、商談の場で求められれば斬新とは言えなくても、アドリブでアイデアを出すことはできますし、手前味噌ですが「アイデアマン」と言っていただけること…

あなたの頭の中にある「オワコン」は、実は全然「オワコン」じゃなかったりする

1〜2週間前に見たニュースなので、情報としては少し古いのですが、LINEの調査サービス「LINEリサーチ」が高校生を対象に「ニュース」に関する調査を実施したという記事を読みました。ずばり、「どんなメディアで、ニュースを見ているか?」という調査。皆さ…

企画を考えている途中で壁にぶつかるのは、「◯◯」と「◯◯」が足りないからだ

今、米原市の学生さんたちと一緒に、あるプロジェクトを推し進めています。僕に与えられたミッションは、プロとして企画やアイデアを出すことではなく、学生さんたちが自ら考えて企画を出し、実行はもちろん、プロジェクトを無事に完了するまで伴走すること…

「考える力が足りない」と言われる人は、“考えるべきこと”が見えていないだけ

「考える力が足りない…」「地頭が悪い…」そんなふうに言われてしまい、悩んでいる人も多いと聞きます。でも僕の考えをお伝えすると、多くの人は考える力が足りなかったり、地頭が悪いわけではなく、何かを考えるときに、ただ「“考えるべきこと”が見えていな…

なぜそこに、20点もの“大差”がついたのか?

自分で考えて、1案“だけ”ひねり出したA案と、自分で考えて、3案出した中から選んだA案は、同じA案でも全然違う。これは何度も書いていますが、大事なことなので、改めて書いておこうと思います。 たとえば、僕らは今、「後継者育成インターンシップ」という…

「面白い発想をポンポン思いつく人」になる環境づくり

YouTubeをぼーっとみていたら、こんなタイトルの映像がオススメに出てきました。『【ひろゆき】長男の人にだけ備わっているとある能力があることをご存じでしょうか?』 そう、匿名掲示板「2ちゃんねる」開設者である、ひろゆきさんの動画。どういう動画であ…

偉大な作曲家から学ぶ、「人を感動させる」アウトプット術

突然ですが、問題です。以下は、誰の言葉でしょうか? 「その会社の人に会わないと、ろくなものができない」「最近は左脳で曲をつくる人が増えた。(そのテクニックや理論に)感心はするけど、“感動”はしない」「弾けるピアノを捨てて(使わず)、鼻歌で歌え…

「買う決断ができるポイント」と「買ったあとに満足できるポイント」の感覚

今日は終日、スケジュールがめちゃくちゃタイトで、さらに大事なプレゼンも予定されていたので、昨夜は早めに寝て、十分に睡眠をとらなければならなかったのですが…。 僕は夜中の3時近くまで、ある資料を作成していました…。その資料とは、新しいサービスの…

「発想を広げるフレーズ」を持っていますか? 〜僕は「“◯◯◯◯”上げる」です〜

「もしもあのとき、自分が別の人生を選択していたら…」これは、僕が好きな小説家のひとり、重松清さんがひとつの新しい物語を生み出すときに自分自身に投げかける言葉(=発想法)。確か、もう10年以上も前の雑誌のインタビュー記事で読んだものです。 そう…

勝つ企画(書)ではなく、結果が出せる企画(書)を

僕らは今、民間企業だけではなく、行政(自治体)からもお仕事のご依頼をいただいています。どんな仕事をしているかというと、以前は移住促進や観光PRのお仕事が比較的多かったのですが、最近はコロナ禍で厳しい状況に置かれている伝統工芸に関するお仕事も…

「売上げを上げる」よりも、大事なこと 〜間違えてはいけない、企画を考えるときの“最初の一歩目”

お仕事の相談をしてくれる人。それは「クライアント」や「お客さん」と呼べる人たちで、僕らで言えば、それは民間企業であり、自治体であり、産地です。場合によっては、個人の場合もあります。 共通して言えるのは、「お金を払うので、課題を解決してほしい…

「あの人」を喜ばせることを地道に継続した先に、「みんな」が喜ぶ未来が待っている

「どうせやるなら、ひとりでも多くの人の役に立ちたい」情熱を持って日々の仕事に取り組んでいる人ほど、そのように考えるものですし、事実、僕自身もニッポン手仕事図鑑というメディアを立ち上げ、続けていく以上は、ひとりでも多くの職人さんの役に立ちた…

「5つ」のサービスしかなくても、“6つ目”のサービスは提案できる

突然ですが、問題です。あなたの会社には、お客さまに提供できるサービス(商品)が「5つ」あります。でも、あるとき先輩が“6つ目”のサービスを提案していると聞きました。先輩が提案していたサービスとは、どんなものでしょうか? この答えの発表は、後ほど…

誰もが考えられるアイデアを、誰もができないタイミングで

「アイデア」には、“旬”がある。僕が伝統工芸や地域にかかわるお仕事など、自分自身がビジネスをしていく中で、強く意識していることのひとつです。 今日、僕はあるツイートに感銘を受けました。そのツイートの主は、「食べチョク」の代表、秋元さん。 緊急…

「普通」という言葉を捨てる

「みんな」という主語はない。「絶対」と言える状況はない。 そんな言葉を聞いたことが、誰でも1度はあると思います。ま、人は絶対に死ぬというようなことは言えますが、そのあたりの揚げ足は取らないでいただくとして…。 僕は企画を考えるとき、冒頭の「み…

企画力を磨いていくための「正しい努力」とは?

「企画を考える力を磨きたい。どんな勉強をすればいいでしょうか?」あれこれと企画を考えて、新しいプロジェクトを次々とリリースしたり、地方自治体や民間企業に企画を提案して、ひとつひとつお仕事をつくっているので、こんな相談をされることが多々あっ…

ちょっとした“遊び心”があるから、記憶に残る

新幹線に乗ったときも、飛行機に乗ったときも、僕は車内誌、機内誌が置いてあれば、必ずぱらぱらとページをめくります。ただの暇つぶしではなく、仕事や出張に役立つヒントが得られることが多いからです。 昨日僕が手にとったのは、FDA(フジドリームエアラ…

企画を考えるときに、“一旦”捨てたほうがいい思考

企画を考えるとき、「実現可能か?」「相手が求めているか?」という思考を、一旦“捨てる”ことを意識しています。あくまでも、“一旦”です。 なぜなら、その思考から入ってしまうと「企画への熱量が上がらない」からです。違う考え方を持っている人もいると思…

なぜ師匠はひとり旅に出たとき、「カーナビ」を使わないのか?

僕のコピーライターの師匠は、ひとり旅のときに「カーナビは使わない」とおっしゃっていました(今もたぶん、そうなんじゃないかな…)。 なぜ、カーナビを使わないのか?なぜ、目的地を目指すとき、あえて紙の地図を開くのか? 理由は大きくふたつ。ひとつ目…

あえて自分の頭の中に、「自分のライバル」を登場させる

ニッポン手仕事図鑑のプランナーチームは今、提案ラッシュ(注:受注ラッシュではありません…)の日々を送っています。 ありがたいことにさまざまな企業や自治体からご提案の機会をいただけているので(これも、プランナーチームのメンバーがつくってくれた…

アイデアマンになれる人と、なれない人の違い

アイデアマンと呼ばれる人は、「言葉で伝える力を持っている人」です。もっと詳しく書くと、「ひとつひとつの言葉を丁寧に扱える人」。 なぜか?アイデアマンと呼ばれる人たちは、アイデアによって「“誰”の課題を解決するか?」が明確に見えている。「世の中…

メモ術もノート術も、テーマは「余白」

ごくごくたまに、ツイッターなどでノートの写真を公開したりするので、「どんなふうにノートやメモを活用しているんですか?」という質問をいただきます。久々にそんな質問をいただいたので、今日はそのテーマでちょっと書いてみようかな、と。 と、少しもっ…

「即答力」と「アドリブ力」を磨くためには、“自分事化”することが大事

ごくごくたま〜にですが、企画会議やミーティングが終わったあと、同じ場にいた人から「なぜ、即答できるのか?」「なぜ、そんなにアドリブでアイデアが出てくるのか?」と質問されることがあり、ついでに「どんな“トレーニング”や“勉強”をしたら、そういう…

発想力を豊かにして、企画力や感性を磨き、想像力やクリエイティブ脳を鍛えるトレーニング

僕が普段やっている仕事はときに「クリエイティブな仕事」とかっこよく表現されたりしますが、もっとわかりやすく書くと「課題を解決する方法を考える仕事」です。制作する映像もWEBも紙のツールも、企画するイベントも講座もツアーも、すべての仕事には“誰…

「ワクワクしながら考えるプロジェクト」は楽しくなるし、「失敗を気にしながら考えるプロジェクト」はつまらなくなる

最近、新しいプロジェクトがいくつも動き出し、「とにかく、まずはやってみよう!」とあれこれと動いてみた結果、メンバーも僕もひぃひぃ言う日々を過ごすことになっているのですが…それはさておき。 僕がここ最近改めて、強く、そしてシンプルに真理だなぁ…

企画を考えることを仕事にしたい人が、自分の頭の中から捨てなければならない「フレーズ」がある

「企画を考える仕事で食べていきたいなら、あるいは、企画を考えることで世の中の役に立ちたいなら、絶対に言っちゃいけない言葉があるんだよ。それはね、『何も出てきませんでした』という言葉」 二十代の頃、そんなふうに教わってきました。 僕は社会に出…

リリースするサービスの名前も、子どもの名前と同じように、たっぷりの愛情を

僕は新しいメディアやサービスをリリースするとき、名前にはとてもこだわります。なぜなら、名前には自分の“愛情”がこもるから。言うまでもなく、今までリリースしてきたあらゆるプロダクトには、たっぷりの愛情を込めています。 たとえば、自分の子どもの名…

「ゴーストライターがいるに違いない!」と疑われて…

今日は弊社のWANTEDLYの記事の取材を受けました(と言ってもオフィシャルなものでなく、社内のメンバーが書く記事の取材。この『「G」ネタ』の続きです…)。 詳しくは近々公開される予定の記事をお読みいただくとして…。(あっ、ちなみに現在、弊社の建助事…

アドリブで出せるアイデアの数は、◯◯◯の数に比例する

僕は社内外を問わず、そして企業や個人を問わず、アイデアをアウトプットする会議によく呼んでいただきます。コロナウイルスの感染拡大がはじまってからは、オンラインでもそのような場にお招きいただける機会が増えてきました。僕はアイデアを出した数だけ…

「ワクワク」だけで、企画書は通るのか?

「社内の誰に話しても、面白いからやるべきだと言っていただいています!」 これは今日、僕あてに届いたメールの一節。メールの送り主は、僕らの会社の何倍、何十倍…いや、何百倍? の売上規模を誇る企業のご担当者。今、その方と一緒に産地を盛り上げるプロ…