自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

1粒で3度おいしい、本屋でできる「頭の体操」

今日は、ちょっとした時間にできる「頭の体操」をひとつ。

 

「本屋でできる、簡単ビジネストレーニング」という電子書籍で出せるんじゃないか? と本気で考えてしまうくらい、僕は本屋をトレーニングスポットとしてフル活用しています。今、本屋に行く人はどんどん減り、本屋そのものも急激になくなっていっていますが、アマゾンで本を買うことをほとんどしませんし、正直アマゾンで本を買うことを機会損失だとさえ思っているので、本は本屋で買っています。異論は認めますが、聞く耳は持ちません(指南役さん風)。

 

では、どんな頭の体操をやっているのか?
そのひとつが、“広告当てクイズ”です。

 

まず、何でもいいので、本屋をぷらぷらと歩き、自分の好きなジャンルでもいいし、これから勉強をしていきたいジャンルの雑誌でもいいので、1冊決めます。そして、その雑誌を手に取って開く前に、誌面にどんな企業の、どんな商品の広告を出しているかを想像してみるのです。いくつか答えが出てきたら、雑誌をパラパラとめくって、答え合わせをする。

 

雑誌の広告は、“大人の事情”みたいな理由で出稿されていることもありますが、基本的には企業が大切な広告費を捻出して、売上げを上げたり、ブランド価値を高めるために、雑誌に広告を出稿しています。つまり、企業がアプローチしたいターゲットが、その雑誌を開く読者、なわけです。

 

インターネット広告の需要が増えている中で、あえて大切な広告費を雑誌に使っている。そして、数多くある雑誌の中から、どの雑誌に広告を掲載するか、真剣に悩み、出稿をするわけです。
マーケット、ターゲット、担当者…そこにはさまざまな考えがあるので、とても勉強になります。その他にもキャッチコピーやデザインも学べますし、「あっ、こんな企業(商品)があるんだ!」という情報収集にもなる。
そう、1粒で3度おいしい頭の体操なのです。暇つぶしに、ぜひ。