自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

プロには「技術」ではなく、「考え方」を聞くべきなのです

今日は一緒に鹿角へ来ていた別部門の事業部長に「桜を見に行きましょう!」と誘われ、社用車での地獄のドライブ(鹿角から関東までの約7時間…)の前に、弘前城で開催されていた「弘前さくらまつり」に(わざわざ北上して…)行ってきました。

 

今までにないハードスケジュールな出張だったので、最初は花見も乗り気ではなかったのですが、結果的には本当に行ってよかったなぁと。旬は少し過ぎていたものの、自分の人生史上、最高の桜を見ることができました。弘前の桜、一見の価値ありです。

 

で、今日は花見と車&電車での移動でとにかく疲労困憊で、書くことがなかなか思い浮かばなかったのですが、ツイッターでのこの投稿を思い出し、ひとつ書きたいことが見つかったので、書いてみたいと思います。

自分で言うのも何ですが、この写真、なかなか上手に撮れてないですか?
これは一眼レフでなく、スマホで撮ったものなのですが、さすがにプロレベルではないものの、最近はニッポン手仕事図鑑のfacebookでアップする写真や、「されど寄り道」の写真を褒めていただけるようになり、ローカルインターンなどでは、写真を撮る仕事もちょっといただいたりもしています。

 

でも、正直にお話をすると、わたしは写真が下手くそだったのです…。
それが今では一緒に仕事をしている、普段あまりお世辞を言わないカメラマンにも、「いやー、上手くなりましたよね!」と褒めてもらえることも増えました。

 

なぜ、上手くなったのか?

 

今までは現場で一緒になるカメラマンに、テクニック(技術)についてばかり話を聞いていたのですが、この1年くらいはカメラマンたちに「考え方」を聞くようになったのです。

 

そう、今までは撮影現場にいても、いわゆる構図やカメラの設定について話を聞いていましたが、今はその現場でカメラマンが何を考えているかということや、被写体に対する想い、もっと言うと、自分が撮る写真への想いに耳を傾けるようにしたところ、自分自身の写真が“自分でも驚くほどに”変わってきて、写真の腕も上がったと言われるようになったのです。

 

「プロフェッショナル」「専門家」と呼ばれる人から話を聞いたり、一緒に仕事をする機会は誰にでもあると思います。そのとき、技術だけでなく、その現場で何を考えているのか、思考にフォーカスしてみると、盗めるものはもっともっと多くなると思います。