自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「やりたいこと」がやれるのは、結果を出してから

今日はちょっと強めのメッセージを。
結構いろいろな人に誤解をされることが多いので、ここらへんで書いておきたいな、と思ったもので…。

 

2015年に「ニッポン手仕事図鑑」を立ち上げて、今はいろいろとやらせていただけるようになったのですが、結構よく言われるのが、「会社員なのに、そんなチャンスに恵まれて羨ましい! 自由で羨ましい!」ということ。そう、会社員なのに、「ニッポン手仕事図鑑」というメディアの立ち上げに“運良くチャレンジをさせてもらえた人”だと思っている人がいるわけです。

 

そんなわけ、あるはずがありません。

 

「地方を元気にする仕事がやりたい!」
「地方の文化を守り続けている人を、応援する仕事がしたい!」

 

そんな思いを胸に、周囲に大反対されながらも、娘が幼稚園に入園する直前にもかかわらず、前職での給与や役職をすべて捨てて、今の会社に入ったわけですが、ニッポン手仕事図鑑というメディアを立ち上げてもいいよ! とゴーサインが出たのは、入社から「1年半後」です。もう1度、書いておきます。「1年半後」です。

 

たった5人の会社に入社して、ちょっと何かあれば、すぐに倒産するくらいに体力もなかった状況で、はじめから好き勝手にやれるわけはない。1年半もかかってしまいましたが、与えられたミッションをクリアし、収益を上げて、ようやくチャレンジすることを認められたわけです。

 

これが、現実です。

 

やりたい仕事やチャンスは、「与えられるもの」ではなく、「勝ち取るもの」です。結果を出してはじめて、「やりたい!」と主張できることです。もちろん、フリーランスの人はOK。自分ですべての責任とリスクをを背負うわけですから。でも、会社員は違う。それをわかっていない人が多いし、誤解されることも多々あるので、書かせてもらいました。

 

「やりたいこと」をやれるのは、結果を出してからなのです。