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多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

「ナンバー2」のポジションの人が、忘れてはいけないこと


本を出版しました!

書きたかったネタを2本先延ばしにして、自分自身への備忘録として、今日は書いておきたいことを。

 

このブログで何度も、「会社(あるいはチーム、コミュニティ)の実力は、ナンバー2の実力に比例する」と書いてきました。
組織のトップは、決断をすることが仕事。だから、計画を実行していく役割を担うリーダー(=ナンバー2)の実力こそが、その組織の本当の実力である、と。株式会社武蔵野の小山昇さんの言葉です。これは本当、そのとおりだなって、いつも思っています。

 

で、今日は何を書いておきたいかというと、会社やチーム、コミュニティを壊すのも、ナンバー2であるということ。これはいろいろな方が言われていることですが、確かによくよく振り返ってみると、わたしが見てきた“壊れていった”中小企業やコミュニティの多くが、それに当てはまったりする…。

 

トップとメンバーたちの間にナンバー2がいることで、コミュニケーションが円滑になるケースもあれば、その真逆で、メンバーの声がトップに届かなくなることがあります。そのときは当然、トップの声も、メンバーに届かなくなる。そう、ナンバー2という存在がいなければ、風通しもよく、コミュニケーションが取れていたにもかかわらず、ナンバー2がいることで、さまざまなコミュニケーション障がいが生まれることがある。やっかいなのは、うまく風を通そうと思ったときに限って、ナンバー2というポジションの人に配慮して、いろいろな言葉が知らないところで、“間違った形で代弁”され、裏でさまざまな誤解が生まれていることがある。

 

企業のナンバー2だけでなく、プロジェクトチームにはサブリーダーがいて、編集部には、副編集長もいます。「副」「サブ」「代理」などなど、世の中には数多くのナンバー2がいますが、これはそのポジションについた人の宿命。
では、どのように解決するのか? 答えは難しくもシンプルで、相手の言葉を丁寧に理解をすること。そして、コミュニケーションの量を増やすことであり、会話の量を増やすこと。要するに、丁寧に時間をかけること。これを面倒に思ってはいけない。

 

あらゆる組織が生産性や効率を重視して、ピラミッド型の組織を形成したくなりがちですが、大企業はさておき、うまくいっている中小企業や小さなチーム、コミュニティは、トップとメンバーが直接意見を言い合える状況にあるものです。個人的にはこれからのより一層スピードが求められる時代、そのような組織でないと生き残れないと確信を持って言えます。で、その状況をつくれるか、あるいは壁になるかも、ナンバー2の実力なのです。

 

組織の実力がどう評価されるかも、組織を壊すのも、ナンバー2にかかっている。
今日、そんなことを痛感する出来事があったので、書いてみました。まあ、結果オーライだったのですが…。周囲には同様のポジションの人が多いので、いつかは「ナンバー2のための勉強会」でも開催しようかな、と。

 

では最後にもう1度、自分に言い聞かせて終わります。
ナンバー2が忘れてはいけないのは、言葉を丁寧に理解しようとすること。そして、コミュニケーションの量であり、会話の量である。
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