自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

50年後も残ってほしい町、和歌山県印南町

「全国の農村を残していくために、農村の魅力を発信していこう!」
国が今、本気になって取り組んでいる農村の活性化プロジェクトに関わらせていただいています。その中で今回私が国に推薦した農村が、和歌山県印南町。人口8,400人ほどの町ですが、皆さん陽気で気持ちよくよそ者を受け入れてくれます。今回のプロジェクトに関する協力も、タイトなスケジュールかつ少なからず労力がかかる準備が必要になるにもかかわらず、笑顔で引き受けてくれました。

 

わたしは、印南町が大好きです。

 

だから、きれいごとで感情論に聞こえるかもしれませんが、今後日本の人口は2048年に1億人を割り、2060年には8,674万人になると推計されていますが、そうなったとしても印南町は残ってほしい。雇用(収入)や教育の問題等、課題は正直少なくはありませんが、関係人口を増やしていくことで、適正な人口で残っていく町づくりはできると本気で思っています。

 

そう、地方には財産があり、武器があり、希望があり、可能性がある。
本当にきれいごとでなく、まだまだ十分やれるはずです。この町は生き残っていける。わたしの今後の最重要テーマで、誰に頼まれているわけではありませんが、勝手に個人のミッションとして掲げ、微力ながらに地方に貢献していきたいと考えています。来年はこのテーマに、徹底的に頭を使っていきます。

 

と、宣言して、最後にとても嬉しかったことを…。
印南町の公民館の図書館で蔵書が検索できると聞いたので、「もしかして、置いてくれているかな?」と、移動中に『子どものためのニッポン手仕事図鑑』を検索してみたら…。

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どんな子どもが借りてくれたのかな? と考えていたら、とても幸せな気持ちになりました。印南でものづくりを志す子どもがいたら、こんなに嬉しいことはないな、と。

 

来年2月、いよいよ印南町で撮影です。またこの町を訪れることができると思うと、今から楽しみで仕方がありません。

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