自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

「親切」という攻撃


本を出版しました!

今日の朝の電車での出来事です。
のんびりと座って本を読みながら電車通勤していたのですが、隣に座っていた女性の前に「高齢の女性」が立ちました。そして、座っていた女性は迷わず席を立ち、高齢の女性は「大丈夫! 大丈夫!」と言いましたが、高齢の女性に席を譲りました。

 

端から見たら、ほっこりする話です。

 

ですが、高齢の女性は、ほんの少し(いや、たぶん、とても…)傷ついていました。
「もう、席を譲られる年齢なんだな…」と。それが明確にわかるリアクションをしていたので、間違いありません…。個人的には、とても考えさせられるエピソードでした。

 

そう、「親切」はときに、攻撃になる。

 

ビジネスでも、「親切」が相手を攻撃するシーンをよく見かけます。
たとえば、最近もこんなことがありました。

 

人材教育で悩んでいる企業に対して、こんな制度を導入したほうがいい! こんな教育プログラムを! あれも…、これも…、それも! と、提案する側は親切で、しかも相手の会社によくなってほしいと、本気で提案しているのに、提案される側は「うちの会社は、本当にダメだな…。何もできていないんだな…」と、自己嫌悪に陥ることがある。しかも、“もうこれ以上、そんな話を聞きたくないから”、自分たちのためになる提案で、提案する相手が素敵なパートナーだとわかっていても、距離を取ってしまったり…。

 

これ、本当にもったいないことです。
「親切」はときに、攻撃になる。明日からの自分に、しっかりと言い聞かせたいと思います。