自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

地方の人材を活かすためには、「大人が褒める」が不可欠!

今日、大学生と打ち合わせをしていたときのことです。
「『1年前の自分』と『現在の自分』が、ここまで大きく変わると思っていなかった」という話になったので、「なぜ、そこまで変われたと思う?」と質問をしたら、「なんでだろう…」と悩み出し…。で、一緒に掘り下げていったら、最後にひとつの結論にたどり着きました。その答えが、これ。

 

「大人が褒めてくれたから」

 

家族でもなく、大学の先生でもない大人たちが、自分をひとりの大人として向き合ってくれて、褒めてくれたことが自信となり、積極的に行動ができるようになった。その結果、1年前の自分からは想像もできなかった行動をしていて、大きなチャンスもつかめるようになった、と。そのあと大学生は、「1年前の自分と同じような大学生が地方にはたくさんいるけど、ここから大きく変われるかどうかは、大人たちが自信を持てるきっかけをくれて、褒めてくれるかだと思う」とも続けました。

 

考えさせられる言葉でした。

 

行動力や情熱を持った大学生は地方にもたくさんいて、もっともっと地域に貢献できるはず。ただ、大学生たちは行動をする勇気が、どうしても出せない。なぜ出せないか? それは、自信がないから。では、どうすれば、自信がつくのか? そう、大人たちが褒めてあげることです。

 

もちろん、何でもかんでも褒めればいいわけではありません。
行動を起こせるようにポンッと背中を押してあげて(お膳立てをしてあげて)、うまくいったら、しっかりと褒めてあげる。地方の人材を活かすために必要なのは、もしかすると、こんなシンプルなことを“徹底すること”かもしれません。