自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

文章力を高めるためのブログの書き方

私がブログを毎日更新しているのは(今日で連続更新1066日!)、PV数のためではありません。むしろ、この程度の内容の記事を毎日書いていても、PV数はなかなか伸びません。というより、最近は少し減ってさえいます…。

 

では、なぜ書いているかというと、自分自身の日々のトレーニングの一環です。
情報の感度を高める(アンテナを張る)トレーニングであり、書くネタをひねり出す忍耐力のトレーニングでもあり、文章を書くトレーニングでもある。その他にもブログを続けることで、鍛えられることは相当ある。だから、続けています。

 

と、そんな話をすると、「でも、ただ続けていてもダメですよね? 文章力を磨くためには、何を意識して書けばいいでしょうか?」という質問をされます。

 

その質問に対して答えを書くと、題材は何でもいい。ただ、ブログで文章力を磨きたいのであれば、意識をしたほうがいいと思うことは2点あります。それを今日は書いてみます。

 

ひとつ目は、「美しいを、美しいと言わない。かっこいいとかっこいいと書かない」。
つまり、美しい花を表現するとき、「美しい」という言葉で終わらせるのではなく、別の表現で“美しさ”を表現する。「かっこいい」「かわいい」も同様です。その言葉を使わずに、その形容詞を表現する。私もコピーライター時代、よく言われていましたが、最近はブログを書くとき、全然意識していないのですが…。

 

そしてふたつ目は、「太文字、色文字、大きな文字を使わない」。
これは絵文字も同様ですが、視覚的に強調しようとすると、その手法に逃げてしまう癖がついてしまいます。だから、ブログを書きながら文章力を磨きたいときは、視覚的に強調するのではなく、表現で強調するように心掛ける。これができるようになると、いざ企画書等で太文字、色文字を使うとき、より効果的に使えるようになるのです。私は「“”」をよく使いますが、本当はそれもやめたほうがいい。

 

毎日ブログを書いて、文章力を高めていきたい人は、このふたつを意識してみるといいと思います。特にそんな小難しいことはしたくない! という人たちは好き勝手に書いてみましょう。続けることで、素敵な出会いがあるのが、ブログですから。