自分の仕事は、自分でつくる

多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント

大学生インターンを受け入れる企業は、大学生の未来を奪ってはいけない


9月23日、本を出版しました!

産業能率大学から夏季休暇中のインターン生の受け入れをお願いされて、今年で3年目になります。

 

準備や期間中の対応もそれなりに大変だったりするのですが、昨年は「ふたりごと文庫」の現編集長がインターン生として来てくれて、インターン期間中での学びがとても大きかったと言ってくれたので、やっぱり今年もやろう! 若者たちを応援するのは大人の役割だ! と、まったく後先を考えずに受け入れることにしました。夏風邪で仕事がたまっている中、インターン生が来るのは明後日から…。しばらくまた、なかなかハードな日々が続きそうです…。

 

それはさておき…。
インターン生を受け入れるときに、自分の中で大切にしているひとつのテーマがあります。それは、「自分で考える」です。

 

インターン生にはニッポン手仕事図鑑の広報スタッフとして、PR活動や企画をやってもらうわけですが、まずは誰に、を考えて。何を、を考えて。どのように伝えていくか、を、すべて自分で考えてもらいます。
しかも、インターン期間をこの時期にしているのには理由があって、一緒に「ギフトショー」へ行き、職人さんや自治体の人にも会って、直接想いを伝えることも経験してほしいからです。当然、ひとりで行って、ひとりで考えながら、話をしてもらいます。私は遙か遠くから見守っているだけ。

 

なぜ「自分で考える」をテーマにしているかというと、ここで大学生だからと具体的に指示をされて、“やらされ仕事”を経験してしまうと、自分の頭で考えられない「指示待ち人間」を生み出す“きっかけ”になってしまうからです。せっかく学びに来てくれているのに、指示待ち人間をつくりたくはない…。

 

キツい書き方をしてしまいますが、大学生でも考えられるようなことでも、指示がないと動けない社会人はとても多い…。これって結構悲惨なことで、この悲劇を生んでいる要因が「自分で考える」を奪われた環境で生きてきてしまったことだと思っています。インターンに来る大学生にはそうなってほしくないし、むしろ仕事は自分で考えて動くものだとわかると、どんどん積極的になっていって、他の大学生に差をつけられるようにもなるので、そっちに進むきかっけをつくってあげたい。

 

昨年来てくれたインターン生(ふたりごと文庫編集長)も、もともとの資質は多分にありましたが、自分で考え、動く癖がついたことで、たぶん今社会に出ても、よほど相性と環境が悪くない限り、十分に通用するでしょう。

 

今、大学生インターンがちょっとしたブームになっていて、いろいろな経験を積めることはとても素晴らしいことでもあるのですが、大学生たちはまだどんな種も蒔いていないキレイな畑だったりします。
そこに「指示待ち=思考停止人間の種」を蒔くか、「自分で考えて、積極的に動く人間の種」を蒔くか、私はインターン生を受け入れることは、そのくらい重要で、責任があることだと考えています。

 

だから、いつも思うのです。本当に大学生たちを伸ばしてあげたいなら、「自分で考える」を、奪ってはいけないんだと。

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