自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

お中元に「北限の桃 ジュース」を贈ってみて、確信したこと

スタッフのほとんどが20代、30代で、オフィスが「世田谷ものづくり学校」にあることもあり、会社っぽくないと言われることが多い私たちの会社ですが、一般的な企業と同様、いつもお世話になっている方々に対しては、感謝の気持ちを込めて、お中元やお歳暮を贈っています。

 

昨年までもそれなりにこだわって商品を選んではいましたが、ごくごく“一般的なモノ”ではありました。しかし今年は、サテライトオフィスを開設した大好きな鹿角市の特産品を贈りたくて、お中元の品に「北限の桃ジュース」を選びました。

 

鹿角で採れた糖度の高い桃を使った果汁100%のジュースなので、とっても濃厚です。
はじめて鹿角市に行ったときに、地元の人や市役所の人たちが1缶、また1缶と立て続けにプレゼントをしてくれて、小さい頃からネクターピーチが(飲むとノドが痒くなるにもかかわらず…)大好きだった私は、一気にハマってしまいました。

 

そんなお気に入りのジュースを贈らせていただいたのですが、その反響に弊社の代表や私は少し驚いています。
わざわざお礼のご連絡をいただくのですが、その反響の“熱”がいつもより断然高いのです。私たちの鹿角を応援したいという想いや、企業としての姿勢が、思った以上にしっかりと届いたんだと実感しています。

 

この出来事を通して思うのは、お礼の手紙やメール、年賀状、お中元やお歳暮など、“とりあえず”、“形だけ”やっておくという人がとても多かったりしますが、それはやっぱりもったいないということ。そこにこだわることこそが、ブランディングや差別化になり、共感や信頼を生む。そして結果的に、次の仕事にもつながるのです。

 

自分の「好き」を共有するだけで、ブランディングになる。
私が自分の名刺にこだわる理由はここにありますが、多くの人が“とりあえず”でやっていることに想いを込めると、自分たちに興味を持ってくれる人が、ひとりまたひとりと増えていく。とても大切なことを「北限の桃 ジュース」が教えてくれました。