自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「出費を減らす」というリスク

日常生活の中で、本来ならプロに仕事を依頼するべきところを、「お金がもったいないので、自分でやってしまおう…」「◯◯に行くのをやめて、自宅でやってしまおう」「(プロではない)知人にお願いしよう」と考えるシーンは多々あります。出費は誰でも抑えたいし、自分が本当に使いたいところ、必要なところに、お金を使いたいと考えるのは当然のこと。

 

ただ、「出費を減らす」ということは、学びの機会を“失っている”ということは忘れてはいけません。お金を払っていける場所、お金を払って受けられるサービスには、たくさんの学びや自分の成長につながるヒントが隠されています。

 

たとえば、美容院へ行くとします。
どのような接客、言葉遣いをしているのか?
空間デザインや服装にどうこだわっているか?
どのような雑誌を置いているか?
期間限定キャンペーンの狙いは何か?
来ているお客さんはどんな人か?
ただ普通に髪の毛を切ってもらうだけでも、いろいろなことが見えてくる。

 

そして、さらに踏み込んで美容師さんに話を聞いてみると…。

 

技術をどのように磨いているか?
道具のメンテナンスはどうしているか?
リピーターを獲得するためにどんな努力をしているか?

 

そんな話はもちろん、他にも“裏話”が聞けたりもします。アンテナの感度を高めれば高めるほど、最高の学びが得られるのが、ブロの現場です。
出費を抑えるところは抑えつつ、学びの機会は失わないようにしたいものです。